3月27日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガースの試合は、佐藤輝明の本塁打などで阪神が勝利し2連勝を飾った。読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの試合は、梶谷隆幸の満塁弾などで巨人が勝利している。広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合は、広島が逆転で今シーズン初勝利をマークした。
巨人対DeNA
巨人は4-1と3点リードの7回、2死満塁のチャンスを作ると梶谷隆幸が満塁本塁打を放つなど6点を奪い一気に突き放す。満塁弾を放った梶谷は、「何とか早く一本と思っていました。いいイメージの中でしっかりとスイングができました」とコメントしている。投げては先発の戸郷翔征が、7回1失点の好投で今シーズン初勝利をマークした。
戸郷は、「緊迫した試合では1点取られるのか取られないのかが重要になるので本塁打を打たれたところはしっかりと反省して次の登板につなげたいです」と好投にも反省を忘れなかった。
DeNAは先発の京山将弥が4回4失点（自責3）と試合を作れず、3番手の笠井崇正も1回6失点と投手陣が苦しんだ。打線は終盤に5点を返したものの及ばず。ドラフト2位ルーキーの牧秀悟にプロ初安打が生まれている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | 巨人 8-7 DeNA | 菅野 濱口 | 勝：中川 敗：三嶋 |
| 3/27(土) | 巨人 10-5 DeNA | 戸郷 京山 | 勝：戸郷 敗：京山 |
| 3/28(日) | 巨人 vs DeNA | 今村 平良 | 勝： 敗： |
広島対中日
広島は1対1で迎えた4回、鈴木誠也と坂倉将吾の連続適時打で2点を勝ち越すことに成功する。6回には堂林翔太の適時打でさらに1点を追加し4-1とリードを広げる。先発の九里亜蓮は6回1失点と試合を作り、今シーズン初勝利をマークした。ルーキーの森浦大輔と栗林良吏がプロ初登板を果たし、森浦がホールド、栗林がセーブを記録している。
中日は初回、ビシエドの適時打で1点を先制するもその後が続かなかった。先発の柳裕也は4回3失点と試合を作ることができず。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | 広島 6-7 中日 | 大瀬良 福谷 | 勝：藤嶋／セ：祖父江 敗：ケムナ |
| 3/27(土) | 広島 4-1 中日 | 九里 柳 | 勝：九里／セ：栗林 敗：柳 |
| 3/28(日) | 広島 vs 中日 | 野村 小笠原 | 勝： 敗： |
ヤクルト対阪神
阪神は初回に佐藤輝明の本塁打などで4点を先制する。3回にも2点を加えると、その後も攻撃の手を緩めることなく13安打9得点と打線が活発だった。陽川尚将にも本塁打が生まれている。投げては先発の青柳晃洋が6回途中3失点で今シーズン初勝利をマークした。これで阪神は開幕2連勝。
ヤクルトは先発の田口麗斗が3回途中6失点と試合を作れず。3番手の寺島成輝も2回1失点、5番手の長谷川宙輝も1回2失点と阪神打線を食い止めることができなかった。一方の打線は村上宗隆と元山飛優の本塁打などで5点をあげるも及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | ヤクルト 3-4 阪神 | 小川 藤浪 | 勝：加治屋／セ：スアレス 敗：清水 |
| 3/27(土) | ヤクルト 5-9 阪神 | 田口 青柳 | 勝：青柳 敗：田口 |
| 3/28(日) | ヤクルト vs 阪神 | 田口 青柳 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
3月27日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | - |
| 1 | 阪神 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | 0 |
| 3 | 中日 | 2 | 1 | 1 | 0 | .500 | 1 |
| 3 | 広島 | 2 | 1 | 1 | 0 | .500 | 0 |
| 5 | DeNA | 2 | 0 | 2 | 0 | .000 | 1 |
| 5 | ヤクルト | 2 | 0 | 2 | 0 | .000 | 0 |
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