福岡ソフトバンクホークス上林誠知がサヨナラ打！読売ジャイアンツは岡本和真に一発 ｜ オープン戦結果 ｜ プロ野球

3月17日、各地プロ野球オープン戦が行われた。

北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの試合は、山口航輝の本塁打などで加点したロッテが4-3で日本ハムを下している。中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合は、岡本和真に本塁打が飛び出し巨人が9-4で勝利した。福岡ソフトバンクホークス対横浜DeNAベイスターズの試合は、ソフトバンクが上林誠知の適時打で2-1とサヨナラ勝ちした。

日本ハム対ロッテ

ロッテは2回、安田尚憲の適時二塁打で1点を先制する。続く3回には藤原恭大の適時打などで2点を追加すると、6回には山口航輝の本塁打で更に1点を加え4-0とリードを広げる。その後、追い上げられたものの最後はフローレスが粘り逃げ切り勝ちを収めている。支配下登録されたばかりの本前郁也が5回途中無失点と結果を出した。

日本ハムは開幕投手が決まっている上沢直之がオープン戦初失点を喫し、4回3失点の内容だった。打線は9回に粘りを見せ1点差に詰め寄るも及ばなかった。レギュラー獲りを目指す清宮幸太郎に二塁打が飛び出している。

中日対巨人

巨人は0-2と2点ビハインドで迎えた4回、若林晃弘の適時三塁打などで4点を奪い逆転に成功する。つづく5回には岡本和真の本塁打で1点を追加。その後も攻撃の手を緩めず16安打9得点と打線が活発だった。一方の投手陣は先発したドラフト1位ルーキーの平内龍太と2番手の畠世周が、ともに4回2失点と先発ローテーション入りへ向けアピールした。

中日は2回に根尾昂の適時打で先制するも4回に逆転を許す。その後も得点を挙げたものの及ばなかった。先発の勝野昌慶は4回途中4失点と苦しみ、オープン戦防御率10.80と先発ローテーション争いから一歩後退した。

ソフトバンク対DeNA

ソフトバンクは1-1で迎えた9回、2死一、二塁のチャンスを作ると上林誠知が適時打を放ちサヨナラ勝ちを収めた。先発の武田翔太が6回1失点と好投。その後を高橋純平、田浦文丸、泉圭輔がいずれも1回無失点とDeNA打線を封じ込めている。結果を出した田浦は、「ストレートは自分の感覚以上にスピードが出ていたし、納得のいくボールが多かった。変化球に関しては、精度を上げていかないといけない」と好投のなかでも課題を見出した。

DeNAはドラフト1位ルーキーの入江大生が先発し、5回1失点とまずまずの内容だった。一方の打線は、ソフトバンク投手陣の前に封じ込められわずか4安打に終わっている。