8月2日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
広島東洋カープが遠藤淳志のプロ初完投勝利で読売ジャイアンツに勝利した。初回に鈴木誠也の本塁打で先制した広島は、その後も得点を重ね逃げ切り勝ち。連敗を2でストップさせた。
中日ドラゴンズと東京ヤクルトスワローズの試合は投手戦の末、延長10回引き分けに終わった。中日の梅津晃大はひとりで10回を投げ抜いた。対するヤクルトは山中浩史、清水昇、石山泰稚の3人による継投で10回を抑え込んでいる。
阪神タイガースは大山悠輔の適時打などで、横浜DeNAベイスターズに逆転勝ち。2番手でマウンドに登った馬場皐輔が、プロ初勝利をマークしている。この勝利で阪神は5割に復帰した。
2日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対広島
広島は初回、鈴木誠也の本塁打で2点を先制する。2回には西川龍馬が適時打を放つと、3回には遠藤淳志にも適時打が生まれ序盤からリードを奪う。投げては先発の遠藤が、2回に1点を失ったものの、その後は8回までスコアボードに0を並べる好投。9回に坂本勇人に被弾したが、プロ初となる完投勝利をマークしている。
一方の巨人は先発の桜井俊貴が、3回途中5失点と試合をつくることができなかった。野手陣も遠藤の前に散発5安打と奮わず。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/31(金) | 巨人 2-1 広島 | 畠 森下 | 勝:大江/セ:中川 敗:森下 |
8/1(土) | 巨人 11-3 広島 | 田口 床田 | 勝:田口 敗:床田 |
8/2(日) | 巨人 2-9 広島 | 桜井 遠藤 | 勝:遠藤 敗:桜井 |
中日対ヤクルト
中日が2連勝で迎えたこの一戦は投手戦となった。中日先発の梅津晃大、ヤクルト先発の山中浩史がテンポよい投球で試合は淡々と進んでいく。梅津は延長戦に入っても投げ抜き自己最長となる10回完投。ヤクルトは9回から清水昇、石山泰稚とつなぎ中日打線を封じ込めた。
1番で初のスタメン起用されたルーキーの岡林勇希(中日)は、1安打を放ったも牽制死もありホロ苦い試合となった。宮本丈(ヤクルト)と青木宣親(ヤクルト)が複数安打を放っている。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/31(金) | 中日 5-3 ヤクルト | 大野雄 吉田大喜 | 勝:大野雄 敗:中澤 |
8/1(土) | 中日 3-1 ヤクルト | 勝野 小川 | 勝:勝野/セ:R.マルティネス 敗:小川 |
8/2(日) | 中日 0-0 ヤクルト | 梅津 山中 |
阪神対DeNA
阪神は0-1と1点ビハインドで迎えた6回1死二、三塁のチャンスで4番の大山悠輔が適時打を放ち逆転に成功する。8回にも1点を追加した阪神が5投手の継投で逃げ切った。2017年ドラフト1位の馬場皐輔が3つの四球を出したものの、1回無失点で3年目にしてプロ初勝利をマークしている。
DeNAは初回に梶谷隆幸が初球先頭打者本塁打を放ったが、その後は打線が沈黙。阪神投手陣の前に6安打に抑え込まれ、追加点を挙げることができなかった。先発の平良拳太郎は7回2失点の内容ながら今シーズン2敗目となった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/31(金) | 阪神 3-3 DeNA | 青柳 上茶谷 | |
8/1(土) | 阪神 3-7 DeNA | 西勇 今永 | 勝:今永 敗:西勇 |
8/2(日) | 阪神 3-1 DeNA | 岩貞 平良 | 勝:馬場/セ:スアレス 敗:平良 |
セ・リーグ順位表
8月2日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 36 | 22 | 12 | 2 | .647 | ─ |
2 | ヤクルト | 37 | 17 | 15 | 5 | .531 | 4 |
3 | DeNA | 38 | 18 | 18 | 2 | .500 | 1 |
4 | 阪神 | 36 | 17 | 17 | 2 | .500 | 0 |
5 | 中日 | 39 | 15 | 21 | 3 | .417 | 3 |
6 | 広島 | 36 | 13 | 19 | 4 | .406 | 0 |
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