東北楽天ゴールデンイーグルスが田中将大、早川隆久の豪華リレー、オリックス・バファローズは10投手の継投策で完封勝利 ｜ オープン戦結果 ｜ プロ野球

3月14日、各地でプロ野球オープン戦が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルス対横浜DeNAベイスターズの試合は、田中将大と早川隆久の好投で楽天が3-1で勝利した。千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの試合は、栗原陵矢に一発が飛び出しソフトバンクが2-0で勝利を収めている。オリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの試合は、10投手による完封リレーでオリックスが5-0で勝利した。

楽天対DeNA

楽天は2回、小深田大翔、辰己涼介、小郷裕哉の3者連続適時打で3点を先制する。その後は安打こそ生まれるが得点には至らず。しかし、投手陣が田中将大が5回1失点、早川隆久が4回無失点とともに好投。DeNA打線を寄せ付けなかった。

DeNAは0-3と3点ビハインドの4回、相手のミスで1点を返したもののその後がつづかなかった。先発の平良拳太郎は、3回3失点（自責2）、被安打6とやや不安の残る内容だった。その後を受けた、5投手は全員が1回無失点と好投を見せている。

ロッテ対ソフトバンク

ソフトバンクは両チーム無得点で迎えた7回、栗原陵矢に本塁打が飛び出し2点を先制する。投手陣は高橋礼、杉山一樹、岩嵜翔、泉圭輔がロッテ打線を封じ込め完封リレーを収めている。

ロッテはドラフト1位ルーキーの鈴木昭汰が5回無失点と好投。その後も投手陣が踏ん張り、ソフトバンク打線をわずか3安打に封じ込めるも一発に泣いた。打線は5安打中、長打が1本と奮わず。山口航輝に二塁打が飛び出している。

オリックス対西武

オリックスは2-0で迎えた7回、紅林弘太郎がオープン戦第1号となる3点本塁打を放ち5-0とリードを広げ、そのまま逃げ切った。この日のオリックスはブルペンデー。10投手による継投策で西武打線をわずか1安打に封じ込め完封リレーを見せている。

一方の西武は、今年から先発に転向した平井克典が3回無失点と好投。開幕ローテーション入りへ向けて大きなアピールとなった。その平井は、「テンポよく投げられ、球のコントロールも自分の中ではできていた。後は打者との駆け引きなどを開幕までにしっかりやれるように」とコメントしている。

トレードで加わった吉川光夫は2回2失点と結果を残すことができず。また打線は、オリックス投手陣の前にわずか1安打に封じ込められ、無得点に終わっている。