2月24日、球春みやざきベースボールゲームズの2試合が行われた。福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの試合は、ロッテが10-5で勝利。オリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの試合は、2-2の引き分けに終わっている。投手陣はすでに開幕投手が決まっている千賀滉大、石川柊太、東浜巨、和田毅ら主力が続々と登板した。千賀は2回無失点。最速156キロを記録するなど仕上がり十分だった。
ソフトバンク対ロッテ
ロッテは0-2と2点ビハインドで迎えた2回、相手のミスで同点に追いつく。さらに無死満塁のチャンスで池田来翔の適時二塁打で2点を勝ち越し。中村奨吾の適時打も生まれこの回一挙6得点で試合をひっくり返した。4回には山口航輝が3点本塁打を放ち9-2とリードを広げる。6回にも1点を加え10安打10得点と打線が気を吐いた。
ソフトバンクは初回、松田宣浩の適時二塁打で2点を先制する。しかし先発の大関友久が2回途中6失点（自責2）と打ち込まれ、3番手の藤井皓哉も2回3失点。3-10と7点ビハインドの9回に野村大樹が適時打を放つも及ばなかった。
オリックス対西武
西武は4回、渡部健人のソロ本塁打で先制する。そのまま迎えた8回には2死満塁から鈴木将平の押し出し四球で2-0とリードを広げる。しかし9回、井上広輝が2死から適時打を2本浴び同点に追いつかれた。すでに開幕投手が決定している高橋光成は3回無失点、被安打1、与四球1、奪三振2の内容だった。
オリックスは0-2と2点ビハインドの9回、2死一、二塁のチャンスを作ると池田陵真、福永奨の新人コンビが連続適時打を放ち同点に持ち込んだ。同じくルーキーの野口智哉は「6番・遊撃」で先発出場し4打数3安打を記録した。投手陣は先発の山岡泰輔は2回無失点、被安打1、与四球0、奪三振2と順調な仕上がりを見せた。兼任コーチの能見篤史は2番手で登板し1回無失点、与四球2の内容だった。
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