中日ドラゴンズの大島洋平が通算1500本安打達成！エース・大野雄大は4試合連続完投勝利でチームは3位に浮上 | セ・リーグ週間まとめ | プロ野球

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8月18日〜8月23日開催試合の総評

先週のセ・リーグで注目を集めたのは、中日ドラゴンズだった。

ここまで3カード連続で勝ち越すなど好調の中日は、東京ヤクルトスワローズとの3連戦に臨んだ。初戦は、デヤン・ビシエドが4安打2打点の活躍を見せるなど野手陣が躍動。さらに8回には大島洋平が通算1500安打を達成し、勝利に華を添えた。

第2戦も打線が火を吹き、12安打で11得点。第3戦こそ8安打を放ちながら3得点に終わり黒星を喫したが、2勝1敗で4カード連続勝ち越しを決めた。

続く横浜DeNAベイスターズ戦は、投手陣が健闘。初戦を松葉貴大、福敬登、ライデル・マルティネスの継投で5安打1失点とDeNA打線を封じ込める。第2戦はヤリエル・ロドリゲスが6回無失点と好投すると、祖父江大輔、岡田俊哉、谷元圭介が無失点リレーで切り抜けた。

圧巻だったのは第3戦を任された大野雄大。3試合連続完投勝利のなか、この試合も初回からスコアボードに0を並べていく。9回まで投げ抜いた大野は、112球、被安打5、7奪三振、与四球2で4試合連続完投。さらに今季初の完封勝利となった。なお、大野は、次回の登板で球団記録となる5試合連続完投に臨む。

DeNAに3連勝した中日は、今週だけで5つの貯金を稼ぐことに成功。26勝27敗で勝率5割復帰まであと1つに迫り、順位も3位に浮上している。

首位に立つ読売ジャイアンツは、浮き沈みが激しい一週間となった。阪神タイガースとの伝統の一戦は、初戦を任されたエース・菅野智之が完封勝利で自身負けなしの8勝目をマーク。残りの2試合も、投手陣が阪神打線に得点を許さず、投打に圧倒して3連勝を飾った。

しかし、続く広島カープ戦は投手陣が3試合で19失点と踏ん張りきれず。特に3戦目は1点を先行しながらも逆転負けとなり、3連敗を喫した。

巨人を追走するDeNAは、広島との3連戦を2勝1分で終えて3カードぶりに勝ち越し。この勢いのまま巨人との差を詰めたいところだったが、中日戦を3連敗で終えて巨人とのゲーム差は4.5に拡大している。

その他、3位の阪神は巨人戦で3連敗を喫したが、ヤクルト戦を2勝1敗で終える。特に第2戦では、藤浪晋太郎が投打に活躍を見せて、2018年9月29日の中日戦以来、692日ぶりの白星を飾った。しかしチームは好調・中日にかわされて4位に後退している。

4位のヤクルトは厳しい結果に終わった。中日、阪神との3連戦を共に1勝2敗で負け越し、5位転落。特に投手陣のパフォーマンスが悪く、中日戦は3試合で22失点。阪神戦は3試合で16失点と打ち込まれた。

最下位の広島は、DeNA戦で1分2敗と負け越した。しかし続く巨人戦では、初戦でルーキーの森下暢仁が今季5勝目をマークすると、第2戦はエースの大瀬良大地が8回2失点で同じく5勝目と結果を残す。最終戦は、接戦をものにして3連勝を飾った。順位こそ最下位のままだが、5位のヤクルトに0.5ゲーム差と迫っている。

今週の試合詳細

• 岡本和真が17号本塁打でトップ独走（18日詳細）
• 中日が4連勝で3位浮上！（19日詳細）
• 巨人が30勝一番乗り！（20日詳細）
• 広島のルーキー・森下暢仁が5勝目（21日詳細）
• 阪神の西勇輝が投打に大活躍（22日詳細）
• 大野雄大が4戦連続完投勝利（23日詳細）

今週の試合結果

8月18日（火）

8月19日（水）

8月20日（木）

8月21日（金）

8月22日（土）

8月23日（日）

セ・リーグ順位表

※8月23日終了時点

来週の試合日程

8月25日（火）

8月26日（水）

8月27日（木）

8月28日（金）

8月29日（土）

8月30日（日）

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