4月30日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークスの試合は、楽天が7-6とサヨナラ勝ちを収めた。千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの試合は、ロッテが7-3で勝利し連敗を2で止めた。オリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの試合は、オリックスが3-2で連勝を飾った。
オリックス対西武
オリックスは1-1で迎えた6回、吉田正尚の本塁打で1点を勝ち越し。2-2の同点で迎えた8回にも吉田がソロ本塁打を放ち再び勝ち越すことに成功。投げては先発の山崎福也が6回1失点と試合を作り、バルガス、近藤大亮、平野佳寿と繋いで逃げ切った。近藤が2019年以来3年ぶりの白星をマークした。
8回に決勝本塁打を放った吉田は、「打ったのはスライダーです。しっかりといいスイングができました。なんとか欲しいところで、1本打ててよかったです」と喜んだ。
西武は先発の隅田知一郎が6回2失点（自責1）と好投するも、3番手の平井克典が一発を浴びた。打線はオグレディの適時二塁打などで2点を挙げるも及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | オリックス 1-0 西武 | ワゲスパック 高橋光成 | 勝：平野佳 敗：平良 |
| 4/30(土) | オリックス 3-2 西武 | 山崎福 隅田 | 勝：近藤／セ：平野佳 敗：平井 |
| 5/1(日) | オリックス 西武 | 山岡 エンス | 勝： 敗： |
ロッテ対日本ハム
ロッテは2-3と1点ビハインドの5回、山口航輝の2点本塁打などで3点を奪い5-3と試合をひっくり返す。さらに8回には高部瑛斗の適時打などで2点を追加し7-3。投げては先発の石川歩が7回3失点の内容で今シーズン3勝目を挙げた。
日本ハムは0-1で迎えた2回、清宮幸太郎の適時打などで3点を奪い逆転に成功する。しかし先発の上沢直之がリードを守り切れなかった。4敗目を喫した上沢は「3点の援護をもらっておきながら、逆転されるようなピッチングをしてしまい、情けなく思います。チームに迷惑をかける結果になってしまい申し訳ない気持ちです」と振り返った。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | ロッテ 中止 日本ハム | 勝： 敗： | |
| 4/30(土) | ロッテ 7-3 日本ハム | 石川 上沢 | 勝：石川 敗：上沢 |
| 5/1(日) | ロッテ 日本ハム | ロメロ 杉浦 | 勝： 敗： |
楽天対ソフトバンク
楽天は2-6と4点ビハインドの9回、西川遥輝の3点本塁打などで4点を奪い同点に追いつく。そのまま6-6で迎えた延長11回、2死二、三塁のチャンスで浅村栄斗の適時打が生まれサヨナラ勝ち。11回に投げた安樂智大が今シーズン3勝目。
ソフトバンクは三森大貴の先頭打者本塁打で先制する。その後も柳田悠岐の適時打などで6-2とリードする。しかし9回、モイネロが被弾し同点に追いつかれ延長戦に突入。11回に津森宥紀が捕まった。
7回2失点と好投するも勝負がつかなかった先発の千賀滉大は、「登板間隔が空いたことで、試合中盤までは自分の中で悩みながらの投球でした。野手の方が先制し、追加点も取ってくれたお陰で7回まででしたが、何とか、何とか、何とか、何とか抑えることができました」と振り返った。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | 楽天 中止 ソフトバンク | 勝： 敗： | |
| 4/30(土) | 楽天 7-6 ソフトバンク | 早川 千賀 | 勝：安樂 敗：津森 |
| 5/1(日) | 楽天 ソフトバンク | 則本 大関 | 勝： 敗： |
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