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2月27日、高知県の春野総合運動公園野球場でプレシーズンマッチの埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズが行われ、3-2でロッテが勝利した。
西武対ロッテ
今季初の有観客試合となった一戦、ロッテは1番・中堅でスタメン出場を果たした藤原恭大外野手がプレーボールからの初球をスタンドに放り込む、初球先頭打者本塁打で先制に成功した。
続く岡大海外野手も初球のストレートを振り抜くと、右翼のポール際へと運び2者連続となる初球本塁打でロッテが2点を先制した。
対する西武も初回に得点を奪う。辻発彦監督が「ここに来て調子がいいので、一番に定着できるように出塁率を上げてチームの得点に絡んでもらいたい」と期待を込める金子侑司外野手が内野安打で出塁。さらに得点圏に進んだ後、森友哉捕手が三塁手の頭上を越えるポテンヒットで1点を返した。
5回にはロッテがチャンスを作り出し、岡の中犠飛で追加点を奪うことに成功。西武も6回に森が右翼に豪快な一発を放り込みくらいつく。しかし終盤はスコアが動くことなく、ロッテが競り勝った。
1本塁打を含む2打点を挙げた森について辻監督は「調子がいいので、開幕に向けて順調に調整してもらいたい」と、昨季の不調を払拭する活躍に期待がかかる打線のキーマンを称えた。
西武は28日にもロッテと練習試合を行う。
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