6月23日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
中日ドラゴンズが終盤のチャンスをモノにして、6-2で阪神タイガースに快勝。読売ジャイアンツは丸佳浩が連日の一発を放ち、4-1で横浜DeNAベイスターズに勝利した。
中日対阪神
中日は初回、高橋周平の5号ソロで幸先良く先制。2回には桂依央利のタイムリーでリードを2点とした。その後同点とされるも、7回二死満塁からビシエドの押し出し四球で勝ち越すと、堂上直倫が走者一掃のタイムリーを放ち、勝負を決めた。堂上はこの日2安打3打点の活躍。
先発の福谷浩司は、7回を投げて12安打を浴びながらも2失点と粘りの投球を見せ4勝目。「加藤翔平・大島さん・溝脇たち、みんなのプレーに助けられました」と野手への感謝の気持ちを語った。
一方の阪神は、先発のアルカンタラが6回2失点と試合を作るも、2番手の藤浪晋太郎が制球難から決勝点を許してしまった。打線は12安打を放つもなかなか得点につながらず、佐藤輝明の19号ソロなどの2点にとどまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
6/22(火) | 中日 1-2 阪神 | 大野雄 青柳 | 勝:青柳/セ:スアレス 敗:大野雄 |
6/23(水) | 中日 6-2 阪神 | 福谷 アルカンタラ | 勝:福谷 敗:藤波 |
6/24(木) | 中日 阪神 | 岡野 ガンケル | 勝: 敗: |
巨人対DeNA
巨人は1-1の3回、丸佳浩が連日の一発を放ち逆転に成功。6回には丸が2打席連続の8号ソロを放ち、DeNAを突き放した。追加点の一発に丸は「追加点がどうしてもほしい場面だったので、追加点がとれて良かったですね!」と手応えを語った。丸の2試合連続3打点の活躍などで巨人が快勝。
投げては日本球界復帰後初登板となった山口俊が、6回途中5安打1失点で見事今季初勝利。初回に先制を許すも、2回以降は要所を締める投球を見せた。
敗れたDeNAは、先発の今永昇太6回4失点で今シーズン2敗目。打線は柴田竜拓の一発で先制するも、6回、7回の満塁のチャンスを生かせなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
6/22(火) | 巨人 6‐1 DeNA | サンチェス 中川 | 勝:サンチェス 敗:中川 |
6/23(水) | 巨人 DeNA | 山口 今永 | 勝:山口/セ:ビエイラ 敗:今永 |
セ・リーグ順位表
6月23日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 阪神 | 65 | 41 | 22 | 2 | .651 | - |
2 | 巨人 | 69 | 34 | 25 | 10 | .576 | 5 |
2 | ヤクルト | 66 | 34 | 25 | 7 | .576 | 0 |
4 | 中日 | 68 | 27 | 32 | 9 | .458 | 7 |
5 | 広島 | 64 | 21 | 35 | 8 | .375 | 4.5 |
6 | DeNA | 70 | 22 | 39 | 9 | .361 | 1.5 |
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