3月3日、プロ野球のオープン戦が行われた。読売ジャイアンツ対埼玉西武ライオンズの試合は、巨人が5-0で完封勝ちを収めた。北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズの試合は、1-1の引き分けに終わった。福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの試合は、中日が5-3で逆転勝ちを収めた。
巨人対西武
巨人は初回、丸佳浩と岡本和真の本塁打で2点を先制する。4回には岡本がこの日2本目の本塁打を放ち4-0。さらに6回にはウィーラーにソロ本塁打が飛び出し5-0とリードを広げる。投げては山崎伊織、メルセデス、大勢、大江竜聖、山田龍聖、ビエイラがそれぞれ無失点投球を見せ逃げ切った。
西武は開幕投手に決まっている高橋光成が2本の本塁打を浴び4回2失点の内容。打撃陣は巨人の投手陣の前にわずか4安打。長打は栗山巧の二塁打1本にとどまり得点を奪うことができなかった。高橋は、「前回より直球は良くなっています。開幕に向けて状態をより上げていきたいです。試合後はブルペンに入り44球、試合を想定し、ブルペンキャッチャーの方にサインを出していただきながら投げました。7回を投げきるイメージでした」と振り返った。
日本ハム対ヤクルト
日本ハムは0-1と1点ビハインドの3回、万波中正のソロ本塁打で同点に追いつく。投げては先発の根本悠楓が4回1失点。その後を古川侑利、ロドリゲス、望月大希、北山亘基、西村天裕が1回無失点でしのいだ。近藤健介がチーム唯一の複数安打を放った。
ヤクルトは初回、2死満塁のチャンスを作ると荒木貴裕が押し出しの四球を選び1点を先制する。しかしその後が続かなかった。打線は塩見泰隆が放った2安打のみに終わった。投手陣は石川雅規が3回1失点、原樹理も3回無失点と順調な仕上がりを見せた。
ソフトバンク対中日
中日は1-2と1点ビハインドの6回、鵜飼航丞が逆転の2点本塁打を放ち3-2と試合をひっくり返す。8回には阿部寿樹の適時打が生まれ5-2とリードを広げる。先発の高橋宏斗は4回2失点、被安打5、与四球3(81球)と苦しんだ。このオフにソフトバンクから人的補償で加入した岩嵜翔が8回に登板。1回無失点の内容だった。
ソフトバンクは先発の田中正義が3回1失点(自責0)、被安打2、与四球0、奪三振4とまずまずの内容。2番手の笠谷俊介も2回無失点と好投を見せた。笠谷は、「キャンプから取り組んできたことが少しずつ形になってきている。満足できる投球内容ではありませんでしたが、これからもっと状態を上げていきたい」と振り返った。打線は上林誠知、栗原陵矢、海野隆司の3人がマルチ安打を記録している。
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