8月29日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツが4位の中日ドラゴンズに12-3で大勝。首位をがっちりキープしている。2位の横浜DeNAベイスターズは、最下位の東京ヤクルトスワローズに9-3で勝利し首位巨人とのゲーム差は4.5で変わらず。
3位の阪神タイガースは5位の広島東洋カープに6-5で逃げ切り勝ちを収めた。勝率5割に復帰している。
29日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対中日
巨人は1点を先制された直後の2回、坂本勇人と岡本和真の適時打などで5点を奪い逆転に成功する。その後もウィーラーの本塁打などで加点し13安打12得点と打線が爆発している。投げては先発の今村信貴が7回1失点の好投で、今シーズン2勝目をマークした。
中日は2回に1点を先制するも、先発のロドリゲスがその裏に捕まり5失点（自責4）と粘り切ることができなかった。その後に登板した中継ぎ陣も全員が失点。投手陣が誤算だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | 巨人 3-5 中日 | 田口 松葉 | 勝：岡田／セ：R.マルティネス 敗：鍵谷 |
| 8/29(土) | 巨人 12-3 中日 | 今村 ロドリゲス | 勝：今村 敗：ロドリゲス |
| 8/30(日) | 巨人 vs 中日 | 直江 勝野 | 勝： 敗： |
DeNA対ヤクルト
DeNAは2-3と1点ビハインドの5回、無死満塁のチャンスを作ると、相手の失策も絡み一挙に5点を奪い逆転に成功する。つづく6回には1死二、三塁のチャンスでソトが適時打を放ち2点を追加し9-3。先発の大貫晋一は4回3失点で降板したものの、中継ぎ陣がヤクルト打線を無失点に抑えこんだ。
ヤクルトは1点ビハインドの4回、山崎晃大朗の本塁打で逆転したものの、先発のクックが5回に乱れ逃げ切ることができなかった。これでヤクルトは5連敗。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | DeNA 5-2 ヤクルト | ピープルズ 吉田大喜 | 勝：ピープルズ 敗：吉田大喜 |
| 8/29(土) | DeNA 9-3 ヤクルト | 大貫 クック | 勝：国吉 敗：クック |
| 8/30(日) | DeNA vs ヤクルト | 阪口 小川 | 勝： 敗： |
広島対阪神
阪神は2回、小幡竜平の適時打などで3点を先制すると、続く3回にはサンズの適時打などで2点を追加し5-0とリードを奪う。その後、1点差に詰め寄られるも、中継ぎ投手陣が踏ん張り逃げ切っている。小幡はプロ初打点。先発の藤浪晋太郎は5回途中4失点で降板し勝ち負けはつかなかった。
広島は先発の大瀬良大地が3回5失点（自責4）と乱調。打線は松山竜平の2本の適時打などで追い上げたものの及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | 広島 4-3 阪神 | 森下 西勇 | 勝：フランスア 敗：岩崎 |
| 8/29(土) | 広島 5-6 阪神 | 大瀬良 藤浪 | 勝：岩貞／セ：スアレス 敗：大瀬良 |
| 8/30(日) | 広島 vs 阪神 | 遠藤 秋山 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
8月29日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 58 | 34 | 21 | 3 | .618 | ─ |
| 2 | DeNA | 61 | 31 | 27 | 3 | .534 | 4.5 |
| 3 | 阪神 | 59 | 28 | 28 | 3 | .500 | 2 |
| 4 | 中日 | 62 | 27 | 31 | 4 | .466 | 2 |
| 5 | 広島 | 59 | 24 | 29 | 6 | .453 | 0.5 |
| 6 | ヤクルト | 59 | 23 | 31 | 5 | .426 | 1.5 |
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