5月14日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
阪神タイガースは青柳晃洋が好投などで、2-1で読売ジャイアンツに競り勝った。東京ヤクルトスワローズはリリーフ陣が奮闘し、4-1で中日ドラゴンズに快勝。広島東洋カープは9-2で横浜DeNAベイスターズに大勝し、4位に浮上した。
巨人対阪神
阪神は1点を追う4回、マルテの8号ソロで同点とすると、さらに二死一、三塁として梅野隆太郎のタイムリーで逆転に成功した。
先発の青柳晃洋は7回5安打1失点と好投を見せ、今シーズン3勝目。岩崎優、スアレスが無失点リリーフを見せ、カード1戦目をモノにした。
敗れた巨人は、3回に岡本和真の犠飛で先制に成功。先発の畠世周は7回6安打2失点と好投を見せたが、打線の援護に恵まれずに2敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/14(金) | 巨人 vs 阪神 | 畠 青柳 | 勝：青柳／セ：スアレス 敗：畠 |
| 5/15(土) | 巨人 vs 阪神 | サンチェス 伊藤将 | 勝： 敗： |
| 5/16(日) | 巨人 vs 阪神 | 勝： 敗： |
中日対ヤクルト
ヤクルトは2回、サンタナのタイムリーで先制すると、4回にもサンタナにタイムリーでリードを2点とした。1点差とされた終盤には、山田哲人、山崎晃大朗のタイムリーで突き放し、快勝を収めた。
先発の金久保優斗は2回、打球を受けて降板するも、7投手による継投で中日打線を1点に抑えた。2番手の今野龍太が今シーズン2勝目。
敗れた中日は、先発の勝野昌慶が4回2失点で降板し「先発の役割を果たせなくて申し訳ないです」と反省の弁。打線は10安打と活発だったが、高橋周平のタイムリーによる1点に終わってしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/14(金) | 中日 1-4 ヤクルト | 勝野 金久保 | 勝：今野／セ：石山 敗：勝野 |
| 5/15(土) | 中日 vs ヤクルト | 福谷 小川 | 勝： 敗： |
| 5/16(日) | 中日 vs ヤクルト | 勝： 敗： |
広島対DeNA
広島は2回、小園海斗、羽月隆太郎の同級生コンビがタイムリーを放ち、3点を先制。直後に2点を返されるも、4回には松山竜平、坂倉将吾のタイムリーで追加点を挙げると、終盤にも小園の犠飛、押し出し四球などで突き放し、大勝を収めた。小園はこの日1安打3打点の活躍を見せた。
投げては先発の高橋昂也が6回4安打2失点の好投を見せ、今シーズン2勝目。コルニエル、大道温貴、森浦大輔と繋いでDeNAの反撃をかわした。
一方のDeNAは、先発のロメロが4回途中6安打5失点（自責2）で降板。リリーフ陣も終盤に失点し、大敗を喫してしまった。打線は3回、3安打で2点を返すも、4回以降は無安打に終わり、投打に精彩を欠いた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/14(金) | 広島 9-1 DeNA | 高橋昂 ロメロ | 勝：高橋昂 敗：ロメロ |
| 5/15(土) | 広島 vs DeNA | 九里 ピープルズ | 勝： 敗： |
| 5/16(日) | 広島 vs DeNA | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
5月14日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 38 | 26 | 10 | 2 | .722 | - |
| 2 | 巨人 | 39 | 20 | 13 | 6 | .606 | 4.5 |
| 3 | ヤクルト | 36 | 16 | 14 | 6 | .533 | 2.5 |
| 4 | 広島 | 38 | 15 | 19 | 4 | .441 | 3 |
| 5 | 中日 | 39 | 14 | 20 | 5 | .412 | 1 |
| 6 | DeNA | 42 | 11 | 26 | 5 | .297 | 4.5 |
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