3月28日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの試合は、巨人が終盤に追いつき1-1の引き分けに終わった。東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガースの試合は、阪神が8-2で勝利し開幕3連勝を飾った。広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合は、0-0の引き分けに終わった。
巨人対DeNA
巨人は1点ビハインドの8回、2死一、二塁のチャンスを作ると梶谷隆幸が適時打を放ち同点に追いつく。その後は両チーム得点が入らず引き分けに終わった。7回1失点と粘りの投球を見せた先発の今村信貴は、「最初は力が入りすぎてしまって悪いリズムでの投球になってしまいました。何とか粘って7回を投げることはできましたが、先頭打者を５度出塁させてしまい、攻撃への流れを作ることができませんでした。そこが悔しいです」と悔しさをあらわにした。
DeNAは初回、牧秀悟の適時二塁打で1点を先制したものの、その後が続かなかった。先制打を放った牧は3安打猛打賞を記録している。先発の平良拳太郎は6回途中無失点と好投するもアクシデントで降板となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | 巨人 8-7 DeNA | 菅野 濱口 | 勝：中川 敗：三嶋 |
| 3/27(土) | 巨人 10-5 DeNA | 戸郷 京山 | 勝：戸郷 敗：京山 |
| 3/28(日) | 巨人 1-1 DeNA | 今村 平良 |
広島対中日
広島は菊池涼介と會澤翼がともに3安打猛打賞と気を吐き10安打を放ったものの、繋がりを欠き無得点。投手陣は先発の野村祐輔が6回無失点と好投。7回からは森浦大輔、ケムナ誠、栗林良吏がそれぞれ1回無失点と結果を出し中日打線に付け入るすきを与えなかった。
中日は大島洋平が2安打を放ったものの、その他の打者が封じ込められわずか5安打で得点を奪うことができなかった。先発の小笠原慎之介は6回無失点と試合を作る。中継ぎ陣は福敬登、谷元圭介、又吉克樹、祖父江大輔の中継ぎ陣が走者を出しながらも要所を締めた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | 広島 6-7 中日 | 大瀬良 福谷 | 勝：藤嶋／セ：祖父江 敗：ケムナ |
| 3/27(土) | 広島 4-1 中日 | 九里 柳 | 勝：九里／セ：栗林 敗：柳 |
| 3/28(日) | 広島 0-0 中日 | 野村 小笠原 |
ヤクルト対阪神
阪神は初回、サンズの適時二塁打で1点を先制する。3回にはマルテの本塁打でさらに1点を追加。8回にはサンズが第3号となる3点本塁打を放つなど10安打8得点と打線が気を吐いた。投げては先発のガンケルが6回無失点の好投で今シーズン初勝利をマークしている。
一方のヤクルトは山田哲人の本塁打で2点を返すのが精一杯。阪神投手陣の前に6安打に封じ込められている。先発した奥川恭伸は5回3失点の内容で黒星。野村克也元監督の追悼試合を白星で飾ることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/26(金) | ヤクルト 3-4 阪神 | 小川 藤浪 | 勝：加治屋／セ：スアレス 敗：清水 |
| 3/27(土) | ヤクルト 5-9 阪神 | 田口 青柳 | 勝：青柳 敗：田口 |
| 3/28(日) | ヤクルト 2-8 阪神 | 奥川 ガンケル | 勝：ガンケル 敗：奥川 |
セ・リーグ順位表
3月28日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | - |
| 2 | 巨人 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 0.5 |
| 3 | 中日 | 3 | 1 | 1 | 1 | .500 | 1 |
| 3 | 広島 | 3 | 1 | 1 | 1 | .500 | 0 |
| 5 | DeNA | 3 | 0 | 2 | 1 | .000 | 1 |
| 5 | ヤクルト | 3 | 0 | 3 | 0 | .000 | 0.5 |
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