阪神タイガースの助っ人が満塁弾共演！読売ジャイアンツは3勝3敗ながらも2位とのゲーム差拡大 | セ・リーグ週間まとめ | プロ野球

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7月28日〜8月2日開催試合の総評

7月に入り13勝6敗1分と調子を上げてきた3位の阪神タイガース。2位・東京ヤクルトスワローズとの上位対決も第1戦では、ジャスティン・ボーア、ジェリー・サンズの助っ人2人が満塁弾の共演を果たし20-5と大勝した。しかし第2戦では5安打1打点と、一転して打線がつながりを欠いてしまい、第3戦でも散発3安打の無得点でこのカード負け越しが決まった。

続く横浜DeNAベイスターズとのカードも、初戦は3点をリードしながら追いつかれてのドロー。第2戦はエースの西勇輝が打ち込まれての敗戦と、厳しい状況に。それでも第3戦は1点ビハインドの4回に4番に座る大山悠輔の2点適時打で逆転するとそのまま逃げ切り、投げては2番手の馬場皐輔がプロ初勝利をマークした。2勝3敗1分と負け越した阪神は、勝率5割に戻り順位を1つ落としている。

首位に立つ読売ジャイアンツは4位のDeNAとの上位対決に臨むと、初戦こそエースの菅野智之が7回2失点の好投を見せて接戦をモノにするが、そこから2連敗となり5カードぶりの負け越しが決定。しかし広島カープとの3連戦は1戦目に勝利し、2戦目も岡本和真のプロ初となるグランドスラムなどで連勝となった。3戦目は投打ともに振るわず敗れたが、3勝3敗の五分で一週間を戦い終えて首位をキープ。2位のヤクルトとのゲーム差は4に拡大した。

2位のヤクルトは阪神戦を2勝1敗と勝ち越したが、続く中日ドラゴンズ戦で足踏み。初戦は3点のリードを救援陣が守りきれずに逆転で落とすと、第2戦も終盤に勝ち越しを許して2連敗。最終戦は先発の山中浩史が8回を4安打無失点の好投を見せたが、打線が5安打無得点で10回引き分けとなった。この結果、ヤクルトは2勝3敗1分の負け越しとなり、首位・巨人とのゲーム差は4に拡大している。

その他、4位のDeNAは、巨人戦の第2戦を任された濵口遥大が6回途中2失点の粘投を見せると、第3戦は大貫晋一が6回1失点とまとめて連勝を飾った。続く阪神との3連戦を1勝1敗1分で終え、今週は勝ち越しに成功。勝率5割に復帰し、順位も3位に浮上している。

5位の広島は、最下位・中日との3連戦を1勝1敗1分の五分で終えるも、巨人戦で苦戦。初戦では、ルーキーの森下暢仁が5回2失点と試合を作ったが、打線が3安打1得点と沈黙して敗れている。第2戦も落とした広島は、最終戦こそ遠藤淳志が9回2失点の好投でプロ初完投と意地を見せたが、中日にかわされて最下位転落となった。

最下位からの脱出を目指す中日は、ヤクルトとの3連戦で結果を残す。初戦を任された大野雄大が9回3失点の完投勝利で流れを引き寄せると、第2戦も勝野昌慶が8回1失点の好投で、チームは連勝。最終戦こそ0-0の引き分けに終わったが、梅津晃大が延長10回まで投げ切るなど投手陣の活躍が光った。

今週の試合詳細

• 阪神が満塁弾2発で20得点（28日詳細）
• 広島・野村祐輔が今季初勝利（29日詳細）
• 巨人追いかけるヤクルトが連勝（30日詳細）
• 中日が大野雄大の完投勝利で5位浮上（31日詳細）
• DeNA・佐野恵太の本塁打で2位に肉薄（1日詳細）
• 広島の遠藤淳志がプロ初完投（2日詳細）

今週の試合結果

7月28日（火）

7月29日（水）

7月30日（木）

7月31日（金）

8月試合スケジュール

8月1日（土）

8月2日（日）

セ・リーグ順位表

※8月2日終了時点

来週の試合日程

8月4日（火）

8月5日（水）

8月6日（木）

8月7日（金）

8月8日（土）

8月9日（日）

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