9月8日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツの試合は、DeNAが4-1で勝利し2連勝を飾った。阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合は阪神が4-1で勝利し、2位巨人とのゲーム差を2.5とした。広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合は、中日が4-1で広島を下した。広島の連勝は3でストップした。
DeNA対巨人
DeNAは初回、宮崎敏郎と牧秀悟の適時打で2点を先制する。その後も追加点を奪い4-0。投げては先発の大貫晋一が6回1失点の好投で今シーズン6勝目をマークした。先制打を放った宮崎は、「打ったのはストレートです。チャンスだったので積極的にいきました。先制点を挙げることができ嬉しいです」と振り返った。
巨人は先発の山口俊が5回4失点と試合を作れず今シーズン4敗目を喫している。打線は6回に吉川尚輝の適時打で1点を返すもその後が続かなかった。山口は、「チームの流れの中で、先取点を与えてしまい、その後も粘り切れなかったことが反省です」と反省のコメントを残した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/7(火) | DeNA 8-2 巨人 | 宮國 菅野 | 勝：宮國 敗：菅野 |
| 9/8(水) | DeNA 巨人 | 大貫 山口 | 勝： 敗： |
| 9/9(木) | DeNA 巨人 | 坂本 戸郷 | 勝： 敗： |
阪神対ヤクルト
阪神は1-3と2点ビハインドの5回、代打・ロハスジュニアが2点本塁打を放ち同点に追い付く。さらに6回には大山悠輔の2点本塁打で5-3と勝ち越しに成功。先発の伊藤将司が5回3失点と粘り、6回以降は小川一平、及川雅貴、岩崎優、スアレスと繋いで逃げ切った。2番手の小川がプロ初勝利をマークした。
ヤクルトは2回、オスナと小川泰弘の適時打で2点を先制。その裏、1点を返されたものの3回には山田哲人の本塁打で3-1と突き放す。しかし、投手陣がん貼りきれず逆転負け。先発の小川泰弘は6回途中4失点の内容で今シーズン4敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/7(火) | 阪神 0-12 ヤクルト | 青柳 奥川 | 勝：奥川 敗：青柳 |
| 9/8(水) | 阪神 5-3 ヤクルト | 伊藤将 小川 | 勝：小川／セ：スアレス 敗：小川 |
| 9/9(木) | 阪神 ヤクルト | 髙橋 高橋 | 勝： 敗： |
広島対中日
中日は1-1の同点で迎えた7回、福田永将の2点本塁打で3-1と勝ち越しに成功する。9回には木下拓哉にも一発が飛び出し4-1。投げては先発の松葉貴大が6回1失点の好投で今シーズン3勝目をマークした。その松葉は、鈴木誠也選手にホームランを打たれましたが、全体を通して自分の持ち味を十分に発揮できたと思います」と振り返った。
広島は2回、鈴木誠也の5試合連続となる本塁打で1点を先制する。しかし、その後追加点を奪うことができず逆転負けを喫した。先発の玉村昇悟は7回3失点と好投するも今シーズン6敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/7(火) | 広島 8-7 中日 | 森下 小笠原 | 勝：菊池 敗：R.マルティネス |
| 9/8(水) | 広島 1-4 中日 | 玉村 松葉 | 勝：松葉／セ：R.マルティネス 敗：玉村 |
| 9/9(木) | 広島 中日 | 九里 勝野 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
9月8日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 106 | 59 | 43 | 4 | .578 | - |
| 2 | 巨人 | 107 | 52 | 41 | 14 | .559 | 2.5 |
| 3 | ヤクルト | 101 | 49 | 40 | 12 | .551 | 1 |
| 4 | 中日 | 107 | 41 | 52 | 14 | .441 | 10 |
| 5 | DeNA | 107 | 41 | 53 | 13 | .436 | 0.5 |
| 5 | 広島 | 104 | 41 | 53 | 10 | .436 | 0 |
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