8月30日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツが中日ドラゴンズに3-2で勝利した。2位の横浜DeNAベイスターズは最下位の東京ヤクルトスワローズに4-6で敗れたため、巨人とDeNAのゲーム差は5.5に広がっている。
3位の阪神タイガースは5位の広島東洋カープに延長戦の末、5-3で勝利し貯金を1とした。
30日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対中日
巨人は初回、丸佳浩の適時打などで3点を先制する。投げては先発の直江大輔が4回途中1失点で降板するも、大江竜聖、桜井俊貴、高梨雄平、大竹寛、中川皓太、デラロサと細かくつなぎ、中日打線の反撃をしのぎ逃げ切り勝ちを収めている。
中日は2-3と1点ビハインドの9回に守護神デラロサを攻め立て1死満塁のチャンスを作ったものの、大島洋平が併殺に打ち取られゲームセット。あと一歩及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | 巨人 3-5 中日 | 田口 松葉 | 勝：岡田／セ：R.マルティネス 敗：鍵谷 |
| 8/29(土) | 巨人 12-3 中日 | 今村 ロドリゲス | 勝：今村 敗：ロドリゲス |
| 8/30(日) | 巨人 3-2 中日 | 直江 勝野 | 勝：大江 敗：勝野 |
DeNA対ヤクルト
ヤクルトは1-0で迎えた2回、山田哲人が満塁本塁打を放ち5-0とリードを大きく広げる。投げては先発の小川泰弘が7回2失点と試合をつくると、清水昇、石山泰稚とつなぎ逃げ切り勝ちを収めている。小川は今シーズン7勝目。ヤクルトの連敗は5でストップした。
DeNAは先発の阪口皓亮が2回5失点と試合を作れず、打撃陣も小川の前にソロ本塁打2本だけと抑え込まれた。9回に梶谷隆幸の適時三塁打で2点を返すもあと一歩及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | DeNA 5-2 ヤクルト | ピープルズ 吉田大喜 | 勝：ピープルズ 敗：吉田大喜 |
| 8/29(土) | DeNA 9-3 ヤクルト | 大貫 クック | 勝：国吉 敗：クック |
| 8/30(日) | DeNA 4-6 ヤクルト | 阪口 小川 | 勝：小川 敗：阪口 |
広島対阪神
阪神は初回、サンズの本塁打で3点を先制する。その後、同点に追いつかれ3-3のまま試合は延長戦へと突入。迎えた10回、2死一、二塁のチャンスで大山悠輔が適時三塁打を放ち2点を勝ち越し。そのまま逃げ切った。
一方の広島は0-3と3点ビハインドの5回、菊池涼介の本塁打で同点に追いついたが、その後はわずか1安打と打線が沈黙。攻撃の糸口を掴むことができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/28(金) | 広島 4-3 阪神 | 森下 西勇 | 勝：フランスア 敗：岩崎 |
| 8/29(土) | 広島 5-6 阪神 | 大瀬良 藤浪 | 勝：岩貞／セ：スアレス 敗：大瀬良 |
| 8/30(日) | 広島 3-5 阪神 | 遠藤 秋山 | 勝：岩貞／セ：スアレス 敗：フランスア |
セ・リーグ順位表
8月30日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 59 | 35 | 21 | 3 | .625 | ─ |
| 2 | DeNA | 62 | 31 | 28 | 3 | .525 | 5.5 |
| 3 | 阪神 | 60 | 29 | 28 | 3 | .509 | 1 |
| 4 | 中日 | 63 | 27 | 32 | 4 | .458 | 3 |
| 5 | 広島 | 60 | 24 | 30 | 6 | .444 | 0.5 |
| 6 | ヤクルト | 60 | 24 | 31 | 5 | .436 | 0.5 |
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