3月18日、プロ野球のオープン戦が行われた。
読売ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズの試合は、巨人が7-5で逆転勝ちを収めた。福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの試合は、ソフトバンクが5-1で勝利した。オリックス・バファローズ対阪神タイガースの試合は、阪神が逆転勝ちを収めた。北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズの試合は、DeNAが6−1で逃げ切った。
巨人対ロッテ
巨人は1-4と3点ビハインドで迎えた5回、2死満塁のチャンスを作ると岡本和真が本塁打を放ち試合をひっくり返す。直後に同点に追いつかれるも、ウィーラーの本塁打で再び勝ち越し。7回にも1点を加え逃げ切った。先発の菅野智之は3本塁打を浴び、5回4失点と開幕戦へ不安が残る内容だった。
ロッテは先発の佐々木朗希が岡本に満塁弾を浴び、4.2回5失点（自責4）、被安打5、奪三振8、与四球3の内容に終わった。打線は中村奨吾、レアード、藤原恭大に一発が飛び出すも及ばず。
ソフトバンク対広島
ソフトバンクは3回、三森大貴の本塁打で2点を先制する。2-1で迎えた4回、2死満塁から甲斐拓也の適時打で2点を奪い4-2と突き放す。投げては開幕投手が決定している千賀滉大が7回1失点と好投した。千賀は、「7イニング投げる事ができたという点ではとても良かった。投げていく中で、自分の課題なども見えてきた。次に投げるのは公式戦だと思うので、そこに向けて上手く時間を使っていきたいと思います」と振り返った。
広島も開幕投手が決定している大瀬良大地が先発。しかし大瀬良は6回4失点、被安打7と打ち込まれ、開幕戦へ向けて不安が残る内容だった。打線は小園海斗の適時打で1点を返すのが精一杯。7安打を放つもすべて単打に終わっている。
オリックス対阪神
阪神は0-1と1点ビハインドの4回、佐藤輝明の適時三塁打で同点に追いつく。1-2で迎えた7回には梅野隆太郎と中野拓夢の連続適時三塁打で逆転に成功した。投げては先発の藤浪晋太郎が5回2失点（自責1）、被安打4、奪三振6、与四球2とまずまずの内容。勝ちパターンでの起用が予想される岩崎優とケラーはともに1回無失点と順調な仕上がりを見せた。
オリックスは先発の山本由伸が6回途中1失点、被安打5、奪三振6、無四球の内容だった。打線は後藤駿太の犠飛などで2点を奪うも安打はわずか5本。打線が封じ込められた。
日本ハム対DeNA
DeNAは初回、宮崎敏郎の適時打で1点を先制する。3回には牧秀悟の適時打で1点を追加し2−0。4-1と3点リードで迎えた桑原将志のソロ本塁打でさらに1点を追加する。8回には知野直人が適時打を放ち1点を加え6-1とリードを広げる。投げては開幕投手が決定している東克樹が7回1失点と順調な仕上がりを見せた。
日本ハムは先発の伊藤大海が6回4失点（自責2）、被安打10と打ち込まれた。中継ぎ陣も吉田輝星、ロドリゲスがともに1回1失点。投手陣が振るわなかった。打線はヌニエスの犠飛で1点を返したのみに終わっている。
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