4月20日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
読売ジャイアンツ対阪神タイガースの試合は、阪神が10-5で勝利し連勝を8に伸ばした。横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの試合は、両チームとも決め手を欠き0-0の引き分けに終わった。広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズの試合は、ヤクルトが2-1で接戦をモノにした。ヤクルトは貯金を1とした。
巨人対阪神
阪神は初回、マルテの本塁打で1点を先制する。2回には近本光司の適時打で1点を加えると3回にはマルテと大山悠輔に一発が飛び出し3点を追加。その後も打線が止まらず11安打10得点と打線が爆発した。この試合でマルテと大山が2本ずつ、さらにサンズが1本と合計5本塁打が飛び出している。
巨人は先発のサンチェスが3回途中5失点と試合を作れなかった。ドラフト1位の平内龍太が一軍初登板。3回を投げ1失点の内容だった。打線は松原聖弥の本塁打など10安打で5点を奪うも及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | 巨人 阪神 | サンチェス 西勇 | 勝： 敗： |
| 4/21(水) | 巨人 阪神 | 畠 青柳 | 勝： 敗： |
| 4/22(木) | 巨人 阪神 | 勝： 敗： |
DeNA対中日
DeNAは相手先発の大野雄大に封じ込められ3回までひとりの走者を出すことができない。初安打が生まれた4回に1死一、三塁のチャンスを作るも佐野恵太、牧秀悟が打ち取られ得点を挙げることができなかった。
7回無失点の好投も勝ち負けはつかなかった先発の大貫晋一は、「前回登板はとても悔しい登板になってしまったので、今回は『やってやるぞ』と強い気持ちを持ってマウンドに向かいました。次回登板も今日のような投球を継続できるように調整していきたいです」 と冷静に振り返った。
中日は先発の大野雄大が8回無失点、被安打3、奪三振7とほぼ完ぺきな投球。しかし味方打線がDeNA打線を打ち崩すことができずスコアレスドローに終わっている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | DeNA 0-0 中日 | 大貫 大野雄 | |
| 4/21(水) | DeNA 中日 | 入江 勝野 | 勝： 敗： |
| 4/22(木) | DeNA 中日 | 勝： 敗： |
広島対ヤクルト
ヤクルトは0-1と1点ビハインドの6回、無死三塁のチャンスを作ると中村悠平が犠飛を放ち同点に追いつく。7回には1死三塁から代打の川端慎吾が適時打を放ち1点を勝ち越し。投げては先発の田口麗斗が6回1失点の好投。7回からは継投策で逃げ切った。田口は移籍後初勝利をマークした。
広島は4回に長野久義の適時打で1点を先制するも、追加点を奪うことができなかった。先発の森下暢仁は7回2失点と好投するも今シーズン2敗目を喫している。広島は勝率5割りに逆戻りとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | 広島 1-2 ヤクルト | 森下 田口 | 勝：田口／セ：石山 敗：森下 |
| 4/21(水) | 広島 ヤクルト | 床田 スアレス | 勝： 敗： |
| 4/22(木) | 広島 ヤクルト | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
4月20日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 20 | 16 | 4 | 0 | .800 | - |
| 2 | 巨人 | 22 | 11 | 7 | 4 | .611 | 4 |
| 3 | ヤクルト | 20 | 9 | 8 | 3 | .529 | 1.5 |
| 4 | 広島 | 21 | 10 | 10 | 1 | .500 | 0.5 |
| 5 | 中日 | 21 | 6 | 11 | 4 | .353 | 2.5 |
| 6 | DeNA | 22 | 3 | 15 | 4 | .167 | 3.5 |
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