5月29日、セ・パ交流戦が行われた。千葉ロッテマリーンズ対阪神タイガースの試合は、ロッテが3-2で勝利した。オリックス・バファローズ対中日ドラゴンズの試合は、オリックスが8-0で完勝した。福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの試合は、ソフトバンクが8-0で勝利しこのカード3連勝を飾った。
ロッテ対阪神
ロッテは2回、高部瑛斗の適時打で1点を先制する。3回にはレアードの適時二塁打で2点を加え3-0とリードを広げる。投げては先発のロメロが6回無失点の好投で今シーズン3勝目をマークした。
そのロメロは、「今日はどんどんストライクを投げ込んでいく攻撃的なピッチングを心掛けて臨みました。初回ノーアウト満塁のピンチを抑えてからは落ち着いて投げることができたし、その後はランナーが出ても自分のピッチングを心掛けることで良いピッチングができました」と振り返った。
阪神は0-3と3点ビハインドの8回、佐藤輝明の本塁打で2点を返すも及ばなかった。先発の伊藤将司は6回3失点で今シーズン2敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/27(金) | ロッテ 0-1阪神 | 佐々木朗 ウィルカーソン | 勝：ウィルカーソン／セ：岩崎 敗：益田 |
| 5/28(土) | ロッテ 2-6 阪神 | 佐藤奨 青柳 | 勝：青柳 敗：佐藤奨 |
| 5/29(日) | ロッテ 3-2 阪神 | ロメロ 伊藤将 | 勝：ロメロ／セ：益田 敗：伊藤将 |
オリックス対中日
オリックスは初回、中川圭太の適時内野安打で1点を先制する。2回には太田椋の適時打などで2点を加える。その後も攻撃の手を緩めることなく12安打8得点。杉本裕太郎とこの日一軍復帰を果たしたT-岡田にも一発が生まれている。先発の宮城大弥は7回無失点の好投で今シーズン4勝目をマークした。
本塁打を放った杉本は、「打ったのはフォークだと思います。少し差し込まれていましたが、うまく力を抜いて振り切れました。Tさん、おかえりなさい」とT-岡田の復帰を喜んだ。
中日は先発の柳裕也が3回途中5失点と試合を作れず。打線も5安打無得点に終わった。0-8と8点ビハインドの8回には根尾昂が登板し1回無失点の内容だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/27(金) | オリックス 1-4中日 | 田嶋 大野雄 | 勝：大野雄 敗：田嶋 |
| 5/28(土) | オリックス 1-4 中日 | 山本 鈴木 | 勝：ロドリゲス／セ：R.マルテ死ネス 敗： |
| 5/29(日) | オリックス 8-0 中日 | 宮城 柳 | 勝：宮城 敗：柳 |
ソフトバンク対広島
ソフトバンクは初回、グラシアルの適時打で1点を先制する。その後、牧原大成、三森大貴、周東佑京の本塁打などで7点を追加。11安打8得点と打線が気を吐いた。先発の和田毅は4回途中で降板するもそこから6人の継投策で広島打線を完封した。
本塁打を放った三森は、「得点を重ねていい流れの中で打席に入ることができました。いいタイミングでいいスイングで捉えることができたと思います」と話した。今シーズン初本塁打を放った周東は、「真っ直ぐを捉えることができました。自分のスイングをすることを心掛けて打席に向かいました。いいバッティングができて良かったです。1打席1打席結果を求めて謙虚にプレーしていくだけです」と振り返った。
広島は先発のアンダーソンが4回6失点と試合を作れず。打線もソフトバンク投手陣の前にわずか4安打。無得点に終わった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/27(金) | ソフトバンク 7-0広島 | レイ 大瀬良 | 勝：レイ 敗：大瀬良 |
| 5/28(土) | ソフトバンク 11-1 広島 | 大関 森下 | 勝：大関 敗：森下 |
| 5/29(日) | ソフトバンク 8-0 広島 | 和田 アンダーソン | 勝：松本 敗：アンダーソン |
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