4月4日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズの一戦は、終盤に逆転した巨人が競り勝った。横浜DeNAベイスターズは阪口皓亮の好投などで広島東洋カープを下し、今シーズン初勝利。阪神タイガースは投打が噛み合い、中日ドラゴンズに快勝を収めた。
巨人対ヤクルト
巨人は1点を追う7回、相手のミスから同点に追いつくと、代打・廣岡大志が古巣からタイムリースリーベースを放ち逆転に成功。投げては先発の今村信貴が7回1失点・8奪三振の快投で今シーズン初勝利をマークした。
試合前に丸佳浩、中島裕之、若林晃弘、ウィーラーら主力がPCR検査の結果陽性判定を受け、急遽出場選手登録を外れたが、立岡宗一郎、香月一也らが安打を放ち、仕事を果たした。
一方のヤクルトは、2回に太田賢吾のタイムリーで1点を先制。先発の金久保優斗も5回2安打無失点と好投を見せたが、終盤に逆転を許してしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/2(金) | 巨人 0-2 ヤクルト | 野上 小川 | 勝:小川/セ:マクガフ 敗:野上 |
4/3(土) | 巨人 2-2 ヤクルト | 戸郷 田口 | |
4/4(日) | 巨人 2-1 ヤクルト | 今村 金久保 | 勝:今村/セ:デラロサ 敗:坂本 |
DeNA対広島
DeNAは3回、今シーズン初スタメンの神里和毅が1号ソロを放ち先制に成功。4回には宮崎敏郎の1号で1点を追加し、5回には牧秀悟のタイムリーでリードを2点に広げた。
投げては、こちらも今シーズン初先発の阪口皓亮が5回3安打無失点の好投で、プロ入り初勝利。阪口は降板後「登板前は、心臓が飛び出るぐらい緊張しましたが、チームの皆さんの力があって、何とか抑えることが出来ました」と感謝を語った。最後は三嶋一輝が走者を出しながらも無失点に抑え、初セーブを挙げた。
一方の広島は、先発の野村祐輔が4回6安打2失点と試合を作れず。この試合で187試合連続先発登板のプロ野球記録に並んだが、節目の試合を勝利で飾ることはできなかった。打線はDeNA投手陣から8安打を放ったが、1点に止まり競り負けた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/2(金) | DeNA 0-4 広島 | 濱口 大瀬良 | 勝:大瀬良 敗:濱口 |
4/3(土) | DeNA 3-7 広島 | 京山 九里 | 勝:九里 敗:京山 |
4/4(日) | DeNA 3-1 広島 | 阪口 野村 | 勝:阪口/セ:三嶋 敗:野村 |
阪神対中日
阪神は初回、近本光司の1号先頭打者本塁打で先制に成功。4回に同点とされるも、6回には陽川尚将のタイムリーで勝ち越し、7回には糸原健斗のタイムリーでリードを2点に広げた。
投げては先発のガンケルが7回途中3安打1失点・5奪三振の好投を見せ、開幕から2連勝。岩貞祐太、岩崎優とつなぎ、最後はスアレスが締めた。
一方の中日は、小笠原慎之介が先制を許したが、6回途中2失点・7奪三振と好投も「投げきれなかったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省の弁。打線も散発3安打、相手のエラーによる1点のみにとどまってしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/2(金) | 阪神 3-6 中日 | 藤浪 福谷 | 勝:鈴木/セ:祖父江 敗:加治屋 |
4/3(土) | 阪神 1-0 中日 | 青柳 柳 | 勝:スアレス 敗:福 |
4/4(日) | 阪神 3-1 中日 | ガンケル 小笠原 | 勝:ガンケル/セ:スアレス 敗:小笠原 |
セ・リーグ順位表
4月4日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 阪神 | 9 | 6 | 3 | 0 | .667 | - |
2 | 巨人 | 9 | 4 | 2 | 3 | .667 | 0.5 |
3 | 広島 | 9 | 5 | 3 | 1 | .625 | 0 |
4 | 中日 | 9 | 3 | 4 | 2 | .429 | 1.5 |
4 | ヤクルト | 9 | 3 | 4 | 2 | .429 | 0 |
6 | DeNA | 9 | 1 | 6 | 2 | .143 | 2 |
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