4月1日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズの試合は、壮絶な打ち合いの末に11-11の引き分けに終わった。広島東洋カープ対阪神タイガースの試合は、阪神が6-3で逃げ切った。広島の連勝は3でストップしている。中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合は、巨人が3-1で勝利した。
DeNA対ヤクルト
DeNAは2-5と3点ビハインドの2回、牧秀悟の適時二塁打などで7点を奪い逆転に成功する。4回にも大和と倉本寿彦の適時打で2点を追加。11-6とするが、中継ぎ陣が打ち込まれ引き分けに持ち込まれた。牧は本塁打が出ればサイクル安打となる3安打猛打賞と大当たりだった。その牧は2回の適時二塁打を振り返り、「打ったのはストレートです。点差もあり佐野さんに繋ぐ気持ちでした。外野フライでも良いと思って打席に向かいました。逆転することができ嬉しいです」とコメントしている。
ヤクルトは山田哲人の本塁打などで5-2とリードを奪うも、投手陣が打ち込まれ7-11と逆転を許す。しかし7回、中村悠平の適時打などで4点を奪い試合を振り出しに戻すと、その後はマクガフ、坂本光士郎、石山泰稚の継投でDeNAの打線を抑え引き分けに持ち込んでいる。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/30(火) | DeNA vs ヤクルト | 大貫 スアレス | 勝：長谷川／セ：石山 敗：山﨑 |
| 3/31(水) | DeNA 3‐5 ヤクルト | 入江 高梨 | 勝：高梨／セ：石山 敗：入江 |
| 4/1(木) | DeNA 11-11 ヤクルト | 上茶谷 山野 |
広島対阪神
阪神は1-0と1点リードで迎えた3回、糸原健斗の本塁打で3点を追加する。6回には佐藤輝明にも本塁打が飛び出すなど2点を追加し6-0とリードを広げる。投げては秋山拓巳が7回2失点の好投。岩崎優、スアレスがその後を締め逃げ切った。
広島は先発の中村祐太が6回6失点（自責5）と試合を作れなかった。打線は終盤に堂林翔太の適時打などで3点を返すも及ばず。チームの連勝は3でストップした。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/30(火) | 広島 1-0 阪神 | 森下 西勇 | 勝：森下／セ：栗林 敗：西勇 |
| 3/31(水) | 広島 4‐2 阪神 | 床田 伊藤将 | 勝：床田／セ：栗林 敗：加治屋 |
| 4/1(木) | 広島 3-6 阪神 | 中村 秋山 | 勝：秋山 敗：中村祐 |
中日対巨人
巨人は0-1と1点ビハインドの6回、岡本和真の適時打などで3点を奪い逆転に成功する。投げては先発の高橋優貴が7回1失点の好投。中川皓太、デラロサと繋ぎ逃げ切っている。逆転打を放った岡本は、「追い込まれていたので最低限進塁打の意識でコンパクトにいきました。逆転できて良かったです」とコンパクトなスイングを心がけていたことを明かした。
中日は先発の松葉貴大が6回途中3失点（自責2）と試合を作り、中継ぎ陣も巨人打線を無失点に抑えた。しかし、巨人投手陣に封じ込められ4安打1得点に終わっている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/30(火) | 中日 3-3 巨人 | 大野雄 サンチェス | |
| 3/31(水) | 中日 5‐3 巨人 | 勝野 井納 | 勝：鈴木／セ：祖父江 敗：井納 |
| 4/1(木) | 中日 1-3 巨人 | 松葉 髙橋 | 勝：高橋／セ：デラロサ 敗：松葉 |
セ・リーグ順位表
4月1日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 6 | 3 | 1 | 2 | .750 | - |
| 2 | 阪神 | 6 | 4 | 2 | 0 | .667 | 0 |
| 3 | 広島 | 6 | 3 | 2 | 1 | .600 | 0.5 |
| 4 | 中日 | 6 | 2 | 2 | 2 | .500 | 0.5 |
| 5 | ヤクルト | 6 | 2 | 3 | 1 | .400 | 0.5 |
| 6 | DeNA | 6 | 0 | 4 | 2 | .000 | 1.5 |
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