パシフィック・リーグの個人タイトルが確定。千賀滉大の投手3冠など“育成6冠”含む7部門をソフトバンクが獲得。そのほか、涌井秀章がプロ野球史上初となる3球団での最多勝を獲得した。
11月9日にパシフィックリーグのレギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。
今シーズンは新型コロナウイルスの影響で120試合に短縮された。そのなかで、投打において素晴らしい成績が生まれている。
打撃部門では、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗内野手が32本塁打で、本塁打王を獲得。31本塁打で2位の中田翔内野手(北海道日本ハムファイターズ)と最後までデットヒートを繰り広げた。
本塁打王を逃した中田だが、108打点で打点王のタイトルを獲得。2位の浅村と4打点差と、こちらも二人による接戦となった。
首位打者はオリックス・バファローズの吉田正尚外野手が、打率.350をマークして受賞。球団の生え抜きでは2000年のイチロー以来20年ぶりのタイトル獲得となった。
最高出塁率は.465で日本ハムの近藤健介外野手が、2年連続の受賞となった。
リーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークスからは2選手がタイトルを獲得。柳田悠岐外野手は146安打を放ち、自身初となる最多安打のタイトルを獲得。50盗塁を達成した周東佑京内野手は、育成出身の選手として初の受賞となった。
投手部門は、ソフトバンク勢が独占。エースの千賀滉大投手が防御率2.58で自身初となる最優秀防御率のタイトルを獲得。149奪三振の奪三振王、11勝の最多勝と投手3冠を達成。さらに石川柊太投手は、最多勝と勝率第一位のタイトルを獲得した。
中継ぎのリバン・モイネロは40ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎを受賞。50試合に登板して防御率1.69という抜群のパフォーマンスを見せている。
そのほか、楽天の涌井秀章投手も11勝で最多勝を獲得。埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、そして楽天とプロ野球史上初となる3球団での最多勝投手となった。
オリックスの山本由伸は千賀と並んで奪三振王のタイトルを獲得。さらに西武の増田達至投手は33セーブで自身初となるセーブ王のタイトルを獲得した。
打撃タイトル一覧
タイトル | 氏名 | 球団 | 成績 |
---|---|---|---|
首位打者 | 吉田正尚 | オリックス | .350 |
最多本塁打 | 浅村栄斗 | 楽天 | 32本 |
最多打点 | 中田翔 | 日本ハム | 108打点 |
最多安打 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 146本 |
最多盗塁 | 周東佑京 | ソフトバンク | 50盗塁 |
最高出塁率 | 近藤健介 | 日本ハム | .465 |
投手タイトル一覧
タイトル | 氏名 | 球団 | 成績 |
---|---|---|---|
最優秀防御率 | 千賀滉大 | ソフトバンク | 2.58 |
勝率第一位 | 石川柊太 | ソフトバンク | .786 |
最多勝利 | 千賀滉大 | ソフトバンク | 11勝 |
最多勝利 | 石川柊太 | ソフトバンク | 11勝 |
最多勝利 | 涌井秀章 | 楽天 | 11勝 |
最多セーブ | 増田達至 | 西武 | 33セーブ |
最優秀中継ぎ | リバン・モイネロ | ソフトバンク | 40HP |
最多奪三振 | 千賀滉大 | ソフトバンク | 149奪三振 |
最多奪三振 | 山本由伸 | オリックス | 149奪三振 |
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