6月24日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズの試合は、西武が4-3で競り勝ち勝率5割に復帰した。千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの試合は、オリックスが5-0で完封勝ち。連勝を3に伸ばした。福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は、5-1でソフトバンクが勝利し首位に浮上した。
楽天対西武
西武は2-2の同点で迎えた4回、山川穂高の本塁打で1点を勝ち越す。6回には川越誠司の本塁打でさらに1点を追加し4-2。投げては先発の高橋光成が5回2失点で今シーズン6勝目をマークした。
高橋は、「久しぶりのビジターでの登板、苦しいピッチングでしたが、何とか粘ることはできました。最低限の仕事はできた、最低限の仕事しかできなかった、という感じですかね。今日はコントロールに苦しみました」と振り返った。
楽天は先発の田中将大が6回4失点と粘ることができず7敗目を喫している。打線は西武の6安打を上回る10安打を放つも3点止まり。あと一歩及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/24(金) | 楽天 3-4 西武 | 田中将 高橋光成 | 勝：高橋光成／セ：増田 敗：田中将 |
| 6/25(土) | 楽天 西武 | 辛島 平井 | 勝： 敗： |
| 6/26(日) | 楽天 西武 | 勝： 敗： |
ロッテ対オリックス
オリックスは1-0で迎えた6回、紅林弘太郎の適時打などで2点を追加。さらに9回には吉田正尚の本塁打で2点を奪い5-0とリードを広げる。投げては先発の山岡泰輔が9回無失点、被安打4と好投。自身4年ぶりの完封で今シーズン5勝目を挙げた。
適時打を放った紅林は、「打ったのは真っすぐです。チャンスの場面でしたし、1-0でリードはしていましたが、山岡さんにもっと楽に投げてもらいたいと思っていたので、なんとか打ててよかったです」と喜んだ。
ロッテは先発の本前郁也が6回途中3失点（自責1）と粘るも打線が山岡の前に封じ込められた。新外国人のオスナが来日初登板。1回無失点被安打1、与四球1、奪三振1の内容だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/24(金) | ロッテ 0-5 オリックス | 本前 山岡 | 勝：山岡 敗：本前 |
| 6/25(土) | ロッテ オリックス | 佐藤奨 山本 | 勝： 敗： |
| 6/26(日) | ロッテ オリックス | 勝： 敗： |
ソフトバンク対日本ハム
ソフトバンクは初回、柳田悠岐の本塁打で2点を先制する。2-1と1点差に迫られた直後の2回、三森大貴が適時打を放ち3-1と突き放す。その後も甲斐拓也の適時打などで加点し逃げ切った。先発の千賀滉大は5回1失点で今シーズン6勝目を挙げた。
本塁打を放った柳田は、「打ったのはスライダーです。とにかく力まず丁寧に打つことを考えて打席に入りました。先制することができて良かったです」と喜んだ。
日本ハムは先発の上沢直之が6回途中5失点と試合を作れず今シーズン5敗目を喫した。打線は淺間大基の本塁打による1点のみ。ソフトバンクの投手陣に封じ込められた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/24(金) | ソフトバンク 5-1 日本ハム | 千賀 上沢 | 勝：千賀 敗：上沢 |
| 6/25(土) | ソフトバンク 日本ハム | 大関 伊藤 | 勝： 敗： |
| 6/26(日) | ソフトバンク 日本ハム | 勝： 敗： |
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