7月10日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズの試合は、西武が6-3で3連勝を飾った。オリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの試合は、オリックスが10-1で大勝。このカード勝ち越しを決めた。福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は、日本ハムが2-0で完封勝ちを収め連勝を4に伸ばした。
楽天対西武
西武は初回、外崎修汰の本塁打などで3点を先制する。4-2で迎えた5回には山川穂高の本塁打で6-2と突き放す。投げては先発の與座海人が6回途中2失点と粘り、その後は継投策で逃げ切った。
6勝目を挙げた與座は、「野手の皆さんに初回から点を取っていただきリズムに乗って行かなければいけないところ、ランナーを出してしまい苦しいピッチングになってしまいました。最少失点、先頭打者をとれたことは良かったと思いますが、ビジター6連戦で中継ぎの皆さんも疲れている中で、もう少し長いイニングを投げられず申し訳ない気持ちです」と振り返った。
楽天は先発の早川隆久が5回途中6失点と試合を作れず6敗目を喫した。打線は茂木栄五郎が2本塁打を含む4安打とおおあたりだったものの3得点に終わった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/8(金) | 楽天 4-8 西武 | 松井友 高橋光成 | 勝:水上 敗:鈴木翔 |
7/9(土) | 楽天 3-6 西武 | 辛島 スミス | 勝:水上/セ:増田 敗:鈴木翔 |
7/10(日) | 楽天 3-6 西武 | 早川 與座 | 勝:與座 敗:早川 |
オリックス対ロッテ
オリックスは1-1の同点で迎えた2回、若月健矢の適時二塁打で1点を勝ち越す。そのまま迎えた5回には宗佑磨と吉田正尚の適時打で2点を追加し4-1。その後も攻撃の手を緩めず16安打10得点と打線が気を吐いた。中川圭太が一発含む4安打3打点とおおあたり。トレードで加入した石岡諒太は「1番・左翼」でスタメン出場。2安打を放っている。先発の田嶋大樹は8回途中1失点の好投で今シーズン5勝目を挙げた。
勝ち越し打を放った若月は、「打ったのはカーブだと思います。なんとか勝ち越しのタイムリーになってくれてよかったですし、ここ最近ヒットを打てていなかったので、1本出てくれてよかったです」と喜んだ。
ロッテは先発の美馬学が5回4失点(自責3)と試合を作れず。2番手以降も八木彬、佐々木千隼、小沼健太がそれぞれ失点。投手陣が総崩れだった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/8(金) | オリックス 1-6 ロッテ | 山岡 二木 | 勝:二木 敗:山岡 |
7/9(土) | オリックス 3-1 ロッテ | 山本 小島 | 勝:山本/セ:平野佳 敗:小島 |
7/10(日) | オリックス 10-1 ロッテ | 田嶋 美馬 | 勝:田嶋 敗:美馬 |
ソフトバンク対日本ハム
日本ハムは6回、近藤健介と清宮幸太郎の適時打で2点を先制する。追加点を奪うことはできなかったものの、先発の池田隆英が6回無失点と好投。7回からは5人の継投策でソフトバンク打線を封じ込めた。
今シーズン初勝利をマークした池田は、久しぶりの1軍の登板で、少し緊張もありましたが、プラン通り真っすぐ中心で押していくピッチングができたと思います。野手が援護してくれたおかげで、6回をゼロで抑えることができました」と喜んだ。
ソフトバンクは先発の石川柊太が7回2失点と好投。しかし打線が振るわず得点を奪うことができなかった。4敗目を喫した石川は、「海野とコミュニケーションを取りながら、悔いの残らない投球をしようとマウンドに上がりました。その中で6回の失点、特に2点目が悔いの残る投球になってしまった。5回まではすごく良い投球ができていただけに、もったいなかった」と6回の失点を悔やんだ。ソフトバンクはこれで4連敗となった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/8(金) | ソフトバンク 2-4 日本ハム | レイ 上沢 | 勝:堀/セ:石川直 敗:津森 |
7/9(土) | ソフトバンク 2-7 日本ハム | 東浜 伊藤 | 勝:伊藤 敗:東浜 |
7/10(日) | ソフトバンク 0-2 日本ハム | 石川 池田 | 勝:池田/セ:堀 敗:石川 |
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