7月28日、横浜DeNAベイスターズの伊藤裕季也と、東北楽天ゴールデンイーグルスの森原康平の交換トレードが成立し、両球団が発表した。
伊藤は日大三高から立正大を経て、2018年ドラフト2位でプロ入りした右打ちの内野手。1年目の2019年には21試合で4本塁打と長打力を見せたが、以降は一軍出場機会を増やせず、4年間で通算36試合に出場し、打率.247(81打数20安打)、4本塁打、8打点という成績を残している。
森原は山陽高から近畿大工学部、新日鐵住金広畑を経て2016年ドラフト5位でプロ入りした右腕。3年目の2019年には64試合で4勝2敗、29ホールド、防御率1.97の好成績をマークした。今年1月には右肘のクリーニング手術を受け、7月に復帰し3試合を無失点に抑えていた。6年間で通算177試合全てにリリーフ登板し、8勝10敗、49ホールド、4セーブ、防御率3.67という成績を残している。
伊藤は球団を通じ「このたび、東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍することになりました。ベイスターズに入団してから今まで、多くの方々に支えていただき、感謝しています。思うような結果が出せず、悔しい気持ちがありますが、野球人として自分らしい結果を残せるように、また新たな地で頑張りたいと思います。3年半お世話になりました。ありがとうございました」とコメント。
森原も球団を通じ「楽天イーグルスには本当にいろいろな経験をさせていただいたという思いが一番で、プロ野球選手としても一人の人間としても成長できたことは感謝しかありません。一日一日を大切にして自分の出せるパフォーマンスを全部出して、少しでも横浜DeNAベイスターズの戦力になれるように頑張りたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。
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