8月25日、セ・リーグの試合が行われた。読売ジャイアンツは戸郷翔征が投打で活躍を見せ、中日ドラゴンズとの接戦を制した。広島東洋カープは延長戦の末に東京ヤクルトスワローズに勝利。阪神タイガースは投打が噛み合い、横浜DeNAベイスターズに快勝を収めた。
巨人対中日
巨人は4回、中田翔の犠飛で先制。直後に同点とされるも、続く5回には戸郷翔征が自らを援護するセーフティスクイズ（記録は内野安打）を成功させる。この1点が決勝点となった。
戸郷は投げても8回6安打1失点11奪三振の快投で、今シーズン11勝目。9回を締めた大勢が29セーブ目を手にした。
中日の先発・髙橋宏斗も7回4安打2失点の好投。自らの内野ゴロで打点を挙げ打席でも貢献したが、わずかに及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/23(火) | 巨人 6-0 中日 | 菅野 勝野 | 勝：菅野 敗：勝野 |
| 8/24(水) | 巨人 1-4 中日 | 井上 松葉 | 勝：松葉／セ：ライデル・マルティネス 敗：井上 |
| 8/25(木) | 巨人 2-1中日 | 戸郷 髙橋宏 | 勝：戸郷／セ：大勢 敗：髙橋宏 |
ヤクルト対広島
広島は序盤、西川龍馬、會澤翼のタイムリーで2点リードとする。終盤に追いつかれて2-2で迎えた延長10回、代打・松山竜平のタイムリーで勝ち越し、これが決勝点となった。
投げては4番手で1.2回を無失点に抑える好リリーフを見せた松本竜也が、今シーズン2勝目。最後は栗林良吏が二死満塁のピンチを迎えたが、無失点に抑えて接戦を制した。
ヤクルトは7回、代打・青木宣親のタイムリーで試合を振り出しに戻す。しかし延長10回に5番手として登板した梅野雄吾が、決勝打を浴びてしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/23(火) | ヤクルト 5-4 広島 | 石川 森下 | 勝：木澤／セ：マクガフ 敗：島内 |
| 8/24(水) | ヤクルト 6-2 広島 | 高梨 九里 | 勝：高梨 敗：九里 |
| 8/25(木) | ヤクルト 2-3 広島 | 高橋 野村 | 勝：松本／セ：栗林 敗：梅野 |
阪神対DeNA
阪神は初回、二死満塁からロハス・ジュニアが押し出し四球を選び先制に成功。3回には大山悠輔、糸原健斗のタイムリーなどで3点を追加すると、終盤には坂本誠志郎のタイムリーでDeNAを突き放した。
先発の西純矢は、6回4安打無失点の快投で今シーズン5勝目。8番に入った打席でも2安打を放つなど、投打で活躍を見せた。「全体的にテンポ良く投げることができなかったことは反省しなければいけませんが、その中でも粘って、先発としてゲームを作るという仕事はできたかなと思います。序盤から援護していただいた野手のみなさんに感謝します」と西純。
DeNAは先発のロメロが3回4失点（自責3）と試合を作れず。打線は9安打を放ちながらも無得点に終わり、連勝が8でストップした。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/23(火) | 阪神 0-4 DeNA | 青柳 今永 | 勝：今永 敗：青柳 |
| 8/24(水) | 阪神 0-4 DeNA | 伊藤将 濱口 | 勝：濱口／セ：山﨑 敗：伊藤将 |
| 8/25(木) | 阪神 5-0 DeNA | ロメロ 西純 | 勝：西純 敗：ロメロ |
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