10月29日、埼玉西武ライオンズが今季限りで現役を引退した十亀剣氏が、球団本部編成グループ・育成アマチュア担当(スカウト)に、佐野泰雄氏が同一軍グループ・先乗りスコアラーに就任したことを発表した。
十亀氏は愛工大名電高から日本大、JR東日本を経て2011年ドラフト1位で西武に入団したサイドスロー右腕。通算258試合に登板し、防御率3.99、53勝50敗、21ホールド、3セーブ、627奪三振という成績だった。
佐野氏は和光高から平成国際大を経て2014年ドラフト2位で入団した左腕。通算105試合に登板し、6勝5敗、4ホールド、防御率4.38という成績だった。
以下、両氏のコメント。
十亀剣氏
このたび、スカウトの職に就きました。ライオンズの戦力となる選手を発掘するという仕事に、新たなやり甲斐を感じているところです。
高校、大学、社会人といろいろな環境で野球をしてきた自分の経験を生かして、選手発掘のため走り回りたいと思います。
そして何より、選手時代から困った時に最も頼りにしていたのが、アマチュアの頃から自分のことを知ってくれているスカウトの方でした。
選手が入団したらそれで終わり、ではなく、困った時にいつでも相談にのってサポートしてあげられるようなスカウトになりたいと思います。
佐野泰雄氏
幼い頃からずっと埼玉で過ごしてきましたので、これからもライオンズの力になれるということをうれしく思いますし、とても感謝しています。
僕は現役時代、試合前のミーティングでいつもスコアラーさんから貴重なデータをいただいていて、ピッチングに役立っていました。
その説明もわかりやすくて本当に助けられました。個人的にもデータ分析や投球解析にも興味を持っていましたし、わりと得意な方だと思います。
これからは僕が収集したデータを駆使して、それをチームに還元して勝利に導けるよう、裏から支えたいと思います。
関連記事
● 埼玉西武ライオンズが佐野泰雄、戸川大輔と来季契約結ばず「本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?