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11月4日、千葉ロッテマリーンズは中村奨吾と田村龍弘が国内FA権を行使せず残留することを発表した。
球団を通じて中村は、「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い想いを聞かせていただき、残る決意が固まりました」と経緯を報告し、「まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました」と想いを語った。
一方の田村は、「マリーンズ残留を決めました。ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井（理人）監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に一番嬉しく残留することを決めました」と監督から声をかけられたことを明かした。
また、「個人的には今年一年、成績を残せなかったのは事実。皆様の期待に応えられませんでした。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです」と来シーズンへの意気込みを語った。
2人の残留について吉井理人監督は、「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」と喜んだ。
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