2022年シーズンのパ・リーグ首位打者に輝いたのは北海道日本ハムファイターズの松本剛だった。3年連続のタイトル獲得を狙ったオリックス・バファローズの吉田正尚は2位に終わった。今回は上位3選手のシーズンを振り返っていく。
<パ・リーグ打率ランキング>
打率.347 松本剛(日本ハム)
打率.335 吉田正尚(オリックス)
打率.298 島内宏明(楽天)
首位打者に輝いた松本は今年が11年目のシーズンだった。これまでに規定打席へ到達したのは1度だけ。昨シーズンはわずか47試合の出場で打率.261とレギュラークラスの存在ではなかった。
しかし今シーズンは開幕スタメンを勝ち取ると安打を量産。前半戦終了時点で打率.355と大ブレイクを果たした。自打球による骨折でオールスターブレイクを挟み約1ヶ月の離脱があったものの、復帰した8月以降も打率3割以上をキープ。一時は規定打席到達も危ぶまれたが無事にクリア。自身初となるタイトルを獲得した。
パ・リーグ首位打者の大本命だった吉田は前半戦を打率.314で折り返す。チームが優勝争いをするなかでも調子を崩すことなく、8月(打率.337)、9月(.413)とハイアベレージを残した。しかし松本にはわずかに及ばず、3年連続での首位打者獲得とはならなかった。
3位に入ったのは昨シーズンの打点王でもある東北楽天ゴールデンイーグルスの島内宏明だった。7月(打率.350)、8月(打率.381)と夏場に調子を上げ、キャリアハイの打率.298を記録した。
3位の島内が打率3割を割ったことで3割打者は前年の4人から2人に減少した。
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