11月10日、オリックス・バファローズの齋藤綱記と北海道日本ハムファイターズの石川亮による交換トレードが成立した。
オリックスを通じて齋藤は、「突然のことだったので、本当に驚いているのが、正直な気持ちです。バファローズで8年間、結果を残せていない中でも、応援していただいたファンの皆さん、ここまで育てていただいた球団関係者の方々、チームメイトには、本当に感謝しかありません」と心境を吐露。
続けて、「新天地で活躍する事が、こうした機会を作っていただいたバファローズ、ファイターズ両球団への恩返しになると思っています。これまで応援していただいた方々や、ファイターズファンの皆さんにいいプレーを見てもらえるように、これからも頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
一方の石川は日本ハムを通じて、「入団テストを受けてファイターズに指名していただいて、約9年間、本当にいろいろな経験をさせてもらって、ここまでやってくることができました。今まで関わってくださった方々とファイターズという素晴らしいチームに感謝の気持ちでいっぱいです」と球団に感謝。
また、「ファイターズで野球をやってきたからこそ、次のステージに行けると思っていますし、この移籍がマイナスなことではないということを、プレーを通じてしっかり見せたいと思います」と意気込んだ。
最後に「温かいご声援をくださったファイターズファンの皆様と、これまで携わってくれた全ての方々に恩返しするためにも、また1軍の舞台で見つけてもらえる選手になりたいです。ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたいと思いますので、変わらぬご声援をお願いいたします」とファンへメッセージを送った。
高卒8年目の左腕・齋藤は今シーズン5試合の登板で防御率6.75。通算58試合の登板で1勝1敗5ホールド、防御率6.13の成績を残している。
高卒9年目の捕手・石川は、今シーズン23試合の出場で打率.185(108打数20安打)。通算207試合の出場で打率.190(331打数63安打)の成績を残している。
小野は折尾愛真高から富士大を経て、2016年ドラフト2位で阪神に入団した右腕。2年目には先発投手として7勝を挙げたが、一軍定着はならず。今シーズンは5試合で防御率1.80という内容だった。
6年間で通算69試合登板、9勝15敗、5ホールド、防御率4.65、186奪三振という成績を残している。
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