11月13日、千葉ロッテマリーンズは大村三郎氏が二軍監督に就任することを発表した。登録名は現役時代と同じ「サブロー」で、背番号は「86」に決まった。
サブロー氏は球団を通じ「この度、マリーンズのユニホームにまた袖を通す機会をいただき、嬉しく思います。背番号は山本功児さんが付けられていた86番をいただくことになりました」とコメント。
さらに「二軍監督として功児さんが福浦さんや大塚さんや自分を一軍に送り出してくれたように、若い選手を沢山、一軍に送り出してチームを底上げしたいと思います。そしてマリーンズが優勝するために協力していきたいと思います。誰よりもマリーンズの勝利を願っていた功児さんがなしえなかった優勝を果たすために自分は二軍監督の立場でバックアップし、チームに貢献出来ればと思います。宜しくお願いします」と意気込みを語った。
サブロー氏はPL学園高から1994年ドラフト1位でロッテに入団。1年目から出場機会を掴むと、8年目の2002年に初の規定打席に到達した。
2011年シーズン途中に工藤隆人＋金銭でのトレードで読売ジャイアンツに移籍するも、同年オフにフリーエージェント（FA）権を行使してロッテに復帰。2016年までプレーした。
22年間で通算1782試合に出場、打率.265（5143打数1363安打）、127本塁打、655打点という成績を残した。
現役引退後はロッテのスペシャルアシスタントを経て、今シーズンまで東北楽天ゴールデンイーグルスのスカウティングアドバイザーなどを務めていた。
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