11月15日、広島東洋カープからトレードで読売ジャイアンツへ移籍した長野久義が、東京ドームホテルで入団会見を行った。背番号は前回在籍時と同じ「7」に決まった。
会見で長野は「すごく楽しみです。今はやる気に満ちあふれています。慣れ親しんだユニホームですが、ルーキーのように頑張りたいと思います」とコメント。
さらに「しっかりと体を作り直して、キャンプインに万全の状態で臨めるようにトレーニングします。キャンプでアピールすることが大事だと思います」と意気込みを語った。
原辰徳監督は「本日、めでたく、また『ジャイアンツ長野』登場、ということになりました。なぜか背番号7があって、これも偶然でなく必然であった、というふうにも思っています。ベテランなので、ある種、教育的立場からの目線があってしかるべき。いいものを出してほしいし、レギュラーになってもらうことが一番の教育だと思います」と期待を寄せた。
広島東洋カープの長野久義が、読売ジャイアンツへ野球協約第105条に基づいてトレード移籍する。11月2日に両球団から発表された。
長野は筑陽学園高から日本大、Hondaを経て2009年ドラフト1位で読売ジャイアンツへ入団した外野手。2011年に首位打者を獲得し、2013年には第3回ワールド・ベースボール・クラシックに日本代表として参加した。
2018年オフに丸佳浩が広島から巨人へ国内FA権を用いて移籍した際に、人的補償選手として広島に移籍していた。広島では4年間で296試合に出場。
今シーズンは58試合で打率.211(123打数26安打)、3本塁打、15打点という成績で、11月2日に両球団からトレードでの移籍が発表されていた。
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