12月14日、北海道日本ハムファイターズからフリーエージェント（FA）権を行使して福岡ソフトバンクホークスへ移籍した近藤健介が、入団会見を行った。その様子を球団公式ウェブサイトが伝えた。
「やっと落ち着いて日々を過ごせるなと、ホッとした気持ちがあります」と現在の心境について話した近藤。移籍の決め手については「僕自身が野球選手としてこれまで培ってきた技術で勝負するか、それともこれからもっともっと成長する環境で勝負するかと考えた時に、もっと厳しい環境に身を置いて成長をしたいと思ったからです」と語った。
続けて「選球眼やつなぎ役。そこを意識して11年間やってきました。ブレることなくやりたいし、任された打順をやれるのも長所だと思っています。しっかりアピールしたい」と自身の持ち味について話した近藤。
背番号「3」を背負うことについては「ホークスの伝統ある背番号だと認識していますし、その重み、プレッシャーをしっかり感じながらも、これからは自分の番号にしていきたいです」と話した。
さらに「チームの熱量などは実際に入ってみないと感じるのは難しい。チームの輪の中に入って、そんな熱もみんなに分け与えてもらいながらしっかりやりたい」と優勝へ向けて意気込みを語った。
近藤は2011年ドラフト4位で横浜高から日本ハムへ入団。1年目から一軍で出場機会を掴むと、球界屈指のバットコントロールを武器に活躍。2019年、2020年には最高出塁率のタイトルを獲得。2018年、2020年、2021年にはベストナインにも輝いた。
今シーズンは99試合で打率.302（325打数98安打）、8本塁打、41打点という成績。11年間で通算1014試合出場、打率.307（3310打数1016安打）、52本塁打、446打点という成績を残している。
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