12月19日、現役ドラフトで読売ジャイアンツから広島東洋カープへ移籍した戸根千明が、入団会見を行った。球団公式ウェブサイトがその様子を伝えた。
現役ドラフトでの移籍となったことについて「初めての試みということなので、その第一号になれたということはすごく名誉といいますか、誇りに思っていいんじゃないかと思います」と戸根。
移籍が決まった時の心境については「ジャイアンツの副代表からお電話いただいたのですが、私はその日が現役ドラフトだということを知っていたので『僕どこかに移籍するな』という気持ちはありました。そのあとにカープが、というお話をいただいて、青天の霹靂じゃないですけど、素直に驚きましたね」と話した。
自身のアピールポイントについては「左バッターに関して抑える絶対的な自信を持っているので、まずはそこをしっかりと抑えていきたいなと思いますし、ショートイニングで力を出せるタイプなので、しんどい時も良い時も僕が投げる、という気持ちでいけたらなと思っています」と自信を見せた。
来シーズンの目標については「具体的な数字とかよりもまずは、広島の方に自分のことを知っていただきたいです。それは投げればおのずとカープに戸根千明というピッチャーが入ってきたんだなと思ってもらえると思うので、とりあえずマウンドにいっぱい上がることです。皆さん応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
戸根は石見智翠館高から日本大を経て、2014年ドラフト2位で巨人に入団した左腕投手。1年目から46試合に登板するなど、中継ぎ左腕として活躍。その後は故障などもあり一軍に定着はできず、2020年には投打の二刀流にもチャレンジしていた。
8年間で通算158試合に登板(全て中継ぎ)し、159回を投げて5勝2敗、18ホールド、3セーブ、141奪三振、防御率3.96の成績を残している。
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