12月28日、今シーズン限りで中日ドラゴンズを退団した平田良介が、自身のInstagramで現役引退を発表した。
平田は「【報告】皆様へ この度、平田良介は引退することを決意致しました」と引退を発表。ファンや球団への感謝の想いを綴り、今後は未定ながら社会人としてスタートしていくことを報告した。
2005年高校生ドラフト1巡目で大阪桐蔭高から中日に入団した平田。1年目から一軍出場を果たすと、以来中日一筋で17年間プレーし、通算1227試合出場、打率.268(3900打数1046安打)、105本塁打、484打点の成績を残した。2015年にはベストナイン、2018年にはゴールデングラブ賞を受賞。
また、野球日本代表・侍ジャパンの一員としても、2015年の第1回 WBSC プレミア12では優勝、2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場して4位に貢献した。
以下、平田の投稿全文
【報告】
皆様へ
この度、
平田良介は引退することを決意致しました。
34歳という年齢。
まだできるという自負。
たくさんの葛藤がありました。
それでも
「ファンの前でもう一度プレーしたい」その想いを胸に、NPBから声がかかることを信じ、練習を続けてきました。
今思えば、
中日ドラゴンズに指名頂き、夢だったプロ野球選手になれた事、ファンの皆様のたくさんの応援、
自分は本当に幸せな時間を過ごさせて頂きました。
言葉足らずの発言から誤解を招く事もありましたが、
自分は、中日ドラゴンズが大好きでプロ野球界に感謝している事を伝えさせて下さい。
小学生から始めた野球。
当時、球場やテレビを通して観た
プロ野球選手に夢を与えてもらいました。
自分もプロ野球選手になることができ、
今度は自分が「夢を与えたい」
その想いで17年間頑張ってきました。
今日、現役を終えることになりますが、
少しは夢を与えられたのかなぁ…と思いながらも、まだ夢を与えきれていないと思う気持ちもあります。
今後についてはまだ模索中です。
ただ、これからもどんなカタチになっても、野球を通して子供たちに夢を与えていきたいですし、人の夢をサポートできる人間になりたいと思っています。
野球しかやってこなくて、不器用で、世の中の事は正直わかってはいませんが、
来年からは社会人のルーキーとして、頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
平田良介
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