今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。あまり見る機会のない異なるリーグのチームとの対戦は、やはり心が躍る。
豪快なホームランに圧巻の奪三振ショーや夢の対決──。見どころはたくさんあるが、今回はセ・パ交流戦で注目したい外国人野手を紹介したい。
すべてがド派手なブリンソン:読売ジャイアンツ
今シーズンから巨人に加入したルイス・ブリンソンがド派手なプレーを見せている。
ブリンソンは開幕から3試合ノーヒットで、3戦目には外国人野手ながら代打を送られたほど不振を極めていた。しかし4試合目で初ホームランを含む5打数5安打。さらに3試合連続マルチ安打と開幕カードが嘘のようなド派手な活躍を見せた。
その後も派手さは健在。5月3日の東京ヤクルトスワローズ戦ではアウトカウントを間違えるボーンヘッドがありながらも、4安打2ホームランの大活躍だった。その1本は2点ビハインドの8回裏にチームを救う逆転の3ランホームラン。
打った瞬間に誰もが確信する特大弾。ホームイン後にはバスケのシュートを模したセレブレーションも披露している。
まさに、なにが起こるかわからない。ド派手なプレーに注目だ。
リーグ2連覇を支えたオスナ:東京ヤクルトスワローズ
その他のセ・リーグの野手では来日3年目のホセ・オスナ(ヤクルト)も安定した結果を残している。昨シーズンは20本塁打を放ったが、今シーズンは開幕戦から2試合連発するなど、5月21日終了時点でリーグ2位タイの8本塁打。ホームランが増えたからといって打率が下がるわけでもなく昨シーズンの打率.273を上回る打率.279を記録している。
また守備や走塁にも献身的でファンサービスも神対応。好かれる要素しかないと言っても過言ではない。的でファンサービスも神対応。好かれる要素しかないと言っても過言ではない。
打つだけじゃない!守備にも自信のシェルドン・ノイジー:阪神タイガース
アレを目指す阪神に今シーズンから加わったシェルドン・ノイジーは打つだけでなく守りの方でも随所に好プレーを見せている。レフトを守る外国人選手というと守備がおぼつかないと思われがちだが、ノイジーはまったくもってそんなことはない。5月21日終了時点で捕殺はリーグトップタイの4個。その他にもフェンス際のジャンピングキャッチも披露するなど守備に自信ありだ。
新加入のナイスガイ、マルティネス:北海道日本ハムファイターズ
パ・リーグでは北海道日本ハムファイターズのアリエル・マルティネスに注目だ。昨シーズンまで中日ドラゴンズでプレーしていたナイスガイは、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として参戦したためチームへの合流は遅かった。
しかし開幕一軍入を掴むと、指名打者、ファースト、キャッチャーと3つの役割で出場機会を掴んでいる。自慢のパワーはすでに発揮しており、ここまで4ホームラン。昨シーズンの8本を超える勢いだ。
それだけではない。自身が受けた死球後に相手のキャッチャーを気遣いナイスガイぶりも見せた。
「ノーパワー」なんてことはまるでないマキノン:埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズに今シーズンから加わったデビッド・マキノンも見逃せない。メジャー通算0本塁打、マイナーでも5シーズンで36本塁打と決して長距離砲ではないが、ここまでリーグ3位タイ7本塁打と日本ではパワーを見せている。盗塁はないが2本の三塁打に6本の二塁打と長打そのものも多い。
自身は「ノーパワー」と自虐していたが、ベンチではダンベルを両手で持ち上げるようなパフォーマンスを見せチームメートやファンの心を掴んだ。
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