今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。あまり見る機会のない異なるリーグのチームとの対戦は、やはり心が躍る。
豪快なホームランに圧巻の奪三振ショーや夢の対決──。見どころはたくさんある。そのなかで今回はセ・パ交流戦で注目したい好プレーで光った外野手を紹介する。
外野守備のファインプレーの宝庫・江越大賀:北海道日本ハムファイターズ
今シーズンから日本ハムでプレーする江越大賀が、外野守備で魅せている。後方へ追いかけながらキャッチする通称「THE CATCH」にフェンスに激突するジャンピングキャッチ。さらには前方へのあたりにダイビングキャッチも披露している。
開幕当初は主に五十幡亮汰とセンターで併用されながらでの起用だったが、五十幡が負傷で離脱。それ以降はレギュラーに定着した。セ・パ交流戦でも華麗な外野守備に注目だ。
フェンス激突を恐れない愛斗:埼玉西武ライオンズ
西武のライトを守るここまで再三の好守備を見せてきた。愛斗はフェンス激突を恐れぬ気迫あふれるプレーが売り。高いライトの外野フェンスやファールゾーンの低いフェンスでもお構いなし。
4月23日のオリックス・バファローズ戦では、ファールゾーンにせり出しているフェンスを乗り越えそうな勢いでグラブを差し出しエビ反りしながらもボールを掴んだ。
セ・パ交流戦でも激突を恐れない決死のプレーを見ることができるか。
今シーズン攻守で存在感”関根きゅん”こと関根大気:横浜DeNAベイスターズ
今シーズンDeNAでもっともブレイクしたと言っても過言ではないのが関根大気だ。2013年ドラフト5位で入団した10年目の選手であり年齢的には中堅だ。昨シーズンも104試合に出場しているがその多くが途中出場だった。
しかし、今シーズンは外野のレギュラーに定着。主にライトを守るが試合途中にセンターやレフトへ回ることもある外野のユーティリティーとして存在感を発揮している。リーグ上位の打率をマークしていることもあるが、守備面でも多くの光るプレーを見せてきた。
スライディングキャッチにジャンピングキャッチ。セ・パ交流戦でも外野3ポジションで好プレーを見せることに期待がかかる。
レーザービームだけじゃない!岡林勇希:中日ドラゴンズ
昨シーズン外野でゴールデングラブ賞を受賞した中日の岡林勇希。今シーズンは他の選手との兼ね合いでセンター及びライトで出場を続けている。岡林といえば、レーザービームが注目されるが、脚力を生かしたランニングキャッチでも魅せている。
4月30日のDeNA戦ではバンテリンドームの右中間最深部へのあたりをライトから猛然とダッシュ。そのままランニングキャッチし、マウンド上の高橋宏斗から笑顔を引きだした。
長身生かした外野守備をみせる秋広優人:読売ジャイアンツ
松井秀喜氏が背負った背番号「55」の後継者として注目を浴びている巨人の秋広優人は、打撃でだけでなく外野守備でも好プレーを披露している。5月3日の東京ヤクルトスワローズ戦では村上宗隆の放ったフェンス直撃かと思われる大きなあたりを、長身を生かしジャンピングキャッチ。長打を防いだ。
外野フェンスの低い球場ではホームランキャッチが見られるかもしれない。
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