今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。あまり見る機会のない異なるリーグのチームとの対戦は、やはり心が躍る。
豪快なホームランに圧巻の奪三振ショーや夢の対決──。見どころはたくさんある。そのなかで今回は交流戦通算本塁打上位5選手を、今季の活躍とともに紹介する。
1位:埼玉西武ライオンズ・中村剛也(79本塁打)
断トツの79本塁打を放っているのは、埼玉西武ライオンズのおかわりくんこと中村剛也だ。今年8月で40歳を迎える22年目の大ベテランだが、今季は見事に復活。4番も任されリーグトップタイの8本塁打をマークしている。さらに打率.308は同2位と、確実性までアップしてきた。
4月29日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では前人未到の通算2000三振を記録し、その次の打席では通算460号となる一発を放った。全盛期を「おかわり」しているスラッガーが、セ・リーグ投手陣からどれだけ本塁打を放つのか注目だ。
2位:読売ジャイアンツ・松田宣浩(48本塁打)
48本塁打を放ち2位にランクインしたのは、今季から読売ジャイアンツへと移籍した松田宣浩だ。福岡ソフトバンクホークス時代から「熱男」の愛称で親しまれる元気印は、5月に40歳を迎えた。
シーズンではここまで8試合で打率.111にとどまっているものの、オープン戦では代打で安打を放つなど勝負強さは健在。DH制もある交流戦では出番が回ってくる可能性もあり、久々の熱男パフォーマンスにも期待がかかる。
3位:読売ジャイアンツ・中島宏之(45本塁打)
3位の45本塁打を放ったのは、7月で41歳を迎える中島宏之だ。今季は骨折のため開幕をファームで迎えたが、3月中には実戦復帰を果たし、一軍昇格へ向けて汗を流している。
通算350二塁打まであと1本と迫っており、交流戦ではこちらの記録達成にも期待したい。
4位:読売ジャイアンツ・中田翔(43本塁打)
トップ3はいずれも大ベテランだが、そこに迫る43本塁打を放っているのが読売ジャイアンツの中田翔だ。今季は開幕から勝負強い打撃でチームに貢献、本塁打も量産していたが、5月4日の試合で右太もも裏の肉離れで離脱。全治6~7週間とされていたものの、25日からの一軍復帰が決まった。
そんな中田が今季放った一発で印象的なのは、4月29日の広島東洋カープ戦でのサヨナラ本塁打だ。この日は秋広優人がプロ初本塁打を放っており、師弟コンビでの一発でチームを勝利に導いた。
5位:東京ヤクルトスワローズ・山田哲人(41本塁打)
5位の41本塁打を放っているのが、東京ヤクルトスワローズの山田哲人だ。今季はここまで打率.273、6本塁打、13打点と本調子とはいかないものの、随所で勝負強い打撃を披露している。
5月23日の阪神タイガース戦では、今季大ブレイク中の右腕・村上頌樹から弾丸ライナーでの6号2ランを放った。
※成績は全て5月24日時点
関連記事
● 【動画】木浪・中野の鉄壁二遊間に予測不能な菊池涼介らセ・パ交流戦で注目の「たまらん」コンビプレー
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?
※成績は全て5月22日時点