今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。あまり見る機会のない異なるリーグのチームとの対戦は、やはり心が躍る。
豪快なホームランに圧巻の奪三振ショーや夢の対決──。見どころはたくさんある。そのなかで今回は、交流戦で注目した投打の対決を、今季の活躍とともに紹介する。
2年連続投手四冠・山本由伸 vs 史上最年少三冠王・村上宗隆
今季のセ・パ交流戦で注目したいのは、2年連続投手四冠に輝いたオリックス・バファローズの山本由伸と、史上最年少三冠王となった東京ヤクルトスワローズの村上宗隆の対戦だ。
山本は昨季、26試合で193回を投げて15勝5敗、205奪三振、防御率1.68と圧倒的な成績を残して沢村賞を受賞。今季は6試合で38.1回を投げて3勝2敗、43奪三振、防御率2.35と、やはり好成績を残している。
一方の村上は昨季、141試合で打率.318(487打数155安打)、56本塁打、134打点で三冠王に輝いた。今季は47試合で打率.217(166打数36安打)と苦しんでいるものの、9本塁打、27打点はさすがの数字と言える。
そんな2人は昨季、2度対戦した。1度目の対戦となったオールスターゲーム第2戦では、右前打を記録し1打数1安打。2度目の対戦となった日本シリーズ第1戦では四球と一ゴロで1打数無安打1四球。交流戦での対戦はなく、合計3打席で2打数1安打1四球という結果だった(オープン戦、練習試合などは除く)。
発熱を伴う体調不良のため、5月20日の先発を回避した山本は、交流戦開幕となる30日の広島東洋カープ戦での登板が見込まれている。もしもそこから中6日でのローテーションを守るとしたら、ヤクルト戦では登板がないことになる。ただし、山本のコンディション次第では間隔を空けることもあるかもしれない。
もしも交流戦の場で両者の対戦が実現したら、いったいどのような勝負を見せてくれるだろうか。山本が剛速球で捻じ伏せるのか、村上が持ち前のパワーでさく越えを放つのか。楽しみに待ちたい。
またこの対決以外にも、佐々木朗希(ロッテ)対佐藤輝明(阪神)や、今永昇太(DeNA)対柳田悠岐(ソフトバンク)など楽しみな対戦が目白押しだ。
※成績が5月28日終了時点
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