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埼玉西武ライオンズ山川穂高が国内FA権を行使、通算786試合で218本塁打 | プロ野球

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埼玉西武ライオンズ山川穂高が国内FA権を行使、通算786試合で218本塁打 | プロ野球(C)産経新聞社
【プロ野球】11月14日、西武は山川穂高内野手が国内FA権を行使したことを発表した。
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11月14日、埼玉西武ライオンズは山川穂高が国内フリーエージェント権(国内FA権)を行使したことを発表した。山川は2013年ドラフト2位で指名を受け富士大から西武へと入団した。これまで3度の本塁打王を獲得。今年3月に行われたWBCにも日本代表の一員として参加し金メダル獲得に貢献した。

しかし今シーズンは謹慎処分もあり、17試合の出場で打率.251(59打数15安打)、0本塁打、5打点と低迷していた。通算では786試合の出場で打率.256(2664打数681安打)、218本塁打、575打点。

球団を通じて山川は下記のコメントを発表した。

この度、私が取得させて頂いたFA権の行使について、皆様にお伝えさせて頂きます。結論を先に申し上げますと、今回、FA宣言をさせて頂くことを決断致しました。

皆様に多大なる不快な気持ち、不信感を生んでしまった一連の出来事を通じて、ただ野球をするということだけではなく、関係する全てのことを、自分ひとりで考え、また、家族と考えさせて頂きました。

野球から離れることだけではなく、社会から離れることまでも考えました。それでも、私の心から消えずに残り続けたことは、野球がやりたい、野球をさせて頂きたいという答えでした。プロ野球選手として恥ずべきことですが、ここまでの気持ちになったのは、これまでの野球人生で初めてのことです。

この私の意志を受け入れて頂けることがあるならば、ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています。

同時に、FA宣言が持つ、選手の権利として定められた制度という理解を超え、これまで聞くことがなかった声をお聞かせ頂くことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました。

FA宣言により西武ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂くことは、新たな野球人生へと歩ませて頂きたいという、私の一方的な願い、自分本位な意思のように聞こえてしまうであろうことも、重々承知しております。

それでも、私が宣言させて頂くことで、何より、私自身のこれからの野球人生に対して、重い責任を持ち続けることの覚悟であることを、どうか少しでもご理解いただけたら幸いです。

結びになりますが、ご伝達が遅れましたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした。お待ちいただき、また、ご心配いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

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