エラーコード %{errorCode}

野球

【インタビュー】注目はヤクルトバッテリーvsDeNA打線 3連覇を目指す王者と25年ぶり優勝を狙う首位チームによるゴールデンウィーク決戦|プロ野球

【インタビュー】注目はヤクルトバッテリーvsDeNA打線 3連覇を目指す王者と25年ぶり優勝を狙う首位チームによるゴールデンウィーク決戦|プロ野球(C)産経新聞社
【プロ野球 インタビュー】昨シーズンのセ・リーグ王者である東京ヤクルトスワローズが、5月5日からの3連戦で首位に立つ横浜DeNAベイスターズと対戦する。試合の見どころについて、DAZNで解説をする秦真司氏に伺った。
▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀

昨シーズンのセ・リーグ王者である東京ヤクルトスワローズが、25年ぶりの優勝が期待されている首位の横浜DeNAベイスターズと対戦する。ゴールデンウィーク連戦の最終カードを締めくくる注目の一戦。DAZNで解説する秦真司氏にこの試合の見どころを伺った。

※インタビューは4月24日に実施

好調DeNA打線にヤクルトバッテリーはどう挑むか?

──今回のゴールデンウィーク連戦の後半カードでは昨年の王者である東京ヤクルトスワローズと横浜DeNAベイスターズが対戦します。この試合のポイントはどこになるでしょうか?

今回の見どころはベイスターズ打線をヤクルトバッテリーがどう抑えるかだと思っています。

打線の勢いは間違いなくベイスターズにあります。今年のベイスターズは打線の作り方、点の取り方を含めてしっかりやってるので、どのチームも驚異に感じているでしょう。

対するヤクルトは、主力の山田哲人や塩見泰隆がおらず、村上宗隆も不振で厳しい状況です。なので撃ち合いになると厳しいでしょう。そこで鍵を握るのは捕手の中村悠平です。おそらく中村はベイスターズ打線の「この辺りが嫌だろうな」というところをデータで見ているはず。あとは今年の対戦を振り返り、さらには打席に立ったバッターを洞察する。それらをもとに配球するはず。なのでヤクルトは、勢いあるベイスターズ打線をしっかりと抑えられるか。対するベイスターズは、打線がいつものように機能するか。そこが大きな見どころです。

──3連戦なので、特に初戦のバッテリーによる攻め方は大事になると思います。中村捕手に期待する配球は?

私だったら1戦目にガンガンインサイドを攻めさせますね。バッターの壁を崩して、踏み込ませないバッティングをさせる。それでレフト方向へのホームランを打たれても「それはOKだよ」と伝えます。ベイスターズ打線にどんどん踏み込ませると手がつけられなくなる。だからこそ1戦目から、インサイドを意識させますね。

──打撃好調のDeNAですが、ヤクルトも中継ぎ陣は盤石です。DeNAとしては先発を攻略したい?

当然ですが、ベイスターズはヤクルトの先発攻略を考えているはずです。ただ、先発だけをマークするのではなく、勝ちパターンの中継ぎや抑えに対しても研究しているでしょう。相手が負けている時は、それほどいい投手は使わないはず。そうなると、ミーティングではローテーションから考えられる先発投手、そして追いかけなければいけない状況を想定して、相手の勝ちパターンで起用される中継ぎや抑えの攻略を考える。

どちらかといえば接戦を想定して考えているでしょう。星知弥に対しては「左バッターを使った方がいいだろう、誰を代打で出すか」とか、田口麗斗については「右でも左でも対応したいが、そのなかで誰が相性がいいか」とかを考えるはず。ここまでの対戦成績なども加味してくるでしょう。

これはヤクルトにも言えることですが、そういう勝負どころでの監督の采配は面白い。監督の采配を考えながら選手起用の意図や作戦を予想し、代打で起用される選手の意図も考える。1つ1つを予想しながら見ると、また違った野球が見えてくるでしょう。

──まだまだペナントレースの序盤ですが、楽しみな対戦ですね。

両チームともいい選手が多く、機動力も使えるので躍動感がある試合になると思います。ヤクルトもローテーション通りなら高橋奎二、小川泰弘あたりが投げるはず。そうなると投手戦になる可能性がありますし、そうなると中継ぎにいい選手が多いヤクルトが有利になるでしょう。一方でベイスターズも先発は力がありますし、なんと言っても打撃がいい。

なので最初にも言いましたが、ここの試合のポイントは「ヤクルトのバッテリー対ベイスターズ打線」です。ロースコアに持ち込むことができれば、ヤクルトにとっては狙い通り。撃ち合いとなればベイスターズに分がある。この3連戦の戦いは、そういう視点で見ると面白いと思います。

インタビュー= 川嶋正隆

1986年5月9日生まれ、福岡県福岡市出身。大学卒業後に携帯サイト『超ワールドサッカー』でライター兼編集者として勤務。2018年からフリーライターとしての活動を開始し、2020年からは念願かなってDAZN NEWSでプロ野球を担当している。

関連ページ

2023年プロ野球順位表|オープン戦|セ・リーグ|パ・リーグ|交流戦

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。

【番組表】直近の注目コンテンツは?
【お得】DAZNの料金・割引プランは?

セ・リーグ

パ・リーグ

オリックス
ソフトバンク
西武
楽天
ロッテ
日本ハム