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【コラム】首位を走るロッテの強さは「投手力」 2年ぶりに聖地降臨の佐々木朗希と甲子園ボーイ・安田尚憲のバットに期待|プロ野球

【コラム】首位を走るロッテの強さは「投手力」 2年ぶりに聖地降臨の佐々木朗希と甲子園ボーイ・安田尚憲のバットに期待|プロ野球(C)報知新聞社
【プロ野球 コラム】千葉ロッテマリーンズは6月2日の日本生命セ・パ交流戦で阪神タイガースと対戦する。報知新聞社・小田原実穂記者に、ロッテの注目選手を挙げてもらった。
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パ・リーグの首位を走るロッテは2日からセ・リーグ首位の阪神との3連戦に挑む。ロッテは5月、12勝6敗2分と4月から2か月連続で月間勝ち越しを決め、勝率6.67。5月終了時点で貯金は10と強さが光っている。

その強さの秘けつは「投手力」にある。5月終了時点でチーム防御率は2.74でリーグトップ。投手陣の四球数も183とリーグワーストの西武に比べロッテは112個とリーグ最少だ。制球力の良さも数字で一目瞭然。そのチームを引っ張るのは現在ハーラートップの6勝を挙げている西野とプロ4年目の佐々木朗だ。

佐々木朗は現在開幕から負け無しの4連勝中。6月4日の阪神戦(甲子園)での登板が予定されている。右腕は5月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で5回無安打無失点12奪三振の快投も右中指のマメの影響で降板。その後は登板が先送りされながらも中22日で復帰登板となった5月28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)では6回3安打2失点9奪三振の好投で4勝目。最速は164キロを2度計測し、完全復活した。吉井監督も4日の阪神戦へ向け「何も気にしてなかった。大丈夫じゃないですか」と支障はないことを明かしており、万全の状態で臨めそうだ。

さらに甲子園は佐々木朗がプロ初勝利を挙げた球場でもある。プロ2年目の21年5月27日の阪神戦では5回7安打4失点(自責3)で、高校時代にたどり着けなかった聖地で念願の1勝目。当時の試合では最速154キロを計測したが、現在の自己最速は165キロにアップ。28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)でも164キロと球速だけでも急激な進化を遂げた。2年ぶりとなる思い出の球場で、どんな姿を見せるのか、注目が集まりそうだ。

近本、中野、大山、佐藤輝など強打者がそろう阪神打線。「本当にみんな良いバッターですし、相手ピッチャーも良いので。ロースコアのゲームにはなると思う」と佐々木朗。DH制もなく打席にも入ることになるが「いつもとはいつもとちょっと違う環境だったり、いつも対戦しないバッターだったり。そういうのは多いと思うので、自分のペースを崩さないように自分のできることを精いっぱいやるだけかなと思います」とまずはチームの勝利を最優先する。2日は5勝の小島が先発、3日は3勝の種市が登板する見込み。安定感抜群の投手陣で佐々木朗へ良いバトンをつなげられるかがカギとなりそうだ。

一方で投手陣を援護する打線を引っ張るのはプロ6年目の安田だ。チームは昨季在籍していたマーティン、レアードの主砲が抜け、現在打率2割3分6厘(5月終了時点)で、本塁打はリーグ最少の29本とパンチ力に欠けているのが現状。それでも安田は5月24日の西武戦(ZOZOマリン)で2打席連発をマークし、31日の巨人戦(ZOZOマリン)でも5号2ランと波に乗っている。履正社高3年春にはセンバツで準優勝に輝き、高校通算65発で「東の清宮、西の安田」と称された甲子園ボーイ。安田の前に座るポランコ、山口も好調で、どれだけ走者をためられるかがチームの得点力につながってくるだろう。

ロッテがリーグ1位で交流戦に突入したのはリーグ優勝した05年、12年、13年に次いで10年ぶり4度目。貯金10以上で交流戦を迎えたのは05年以来18年ぶりだ。その05年以来18年ぶりのリーグ制覇を目指すために、吉井ロッテが総力戦で“虎刈り”に挑む。

文・小田原実穂(スポーツ報知)

1996年10月1日生まれ。26歳。秋田県横手市出身。富士大学卒。2019年報知新聞に入社。20年シーズンからロッテ担当。

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