エラーコード %{errorCode}

NPB

【コラム】好調阪神打線、今年こそ佐々木朗希相手に負けをつけられるか。「チカナカ」コンビが得点のカギとなる|プロ野球

玉寄穂波
【コラム】好調阪神打線、今年こそ佐々木朗希相手に負けをつけられるか。「チカナカ」コンビが得点のカギとなる|プロ野球(C)産経新聞社
【プロ野球 コラム】阪神タイガースは6月2日の日本生命セ・パ交流戦で千葉ロッテマリーンズと対戦する。報知新聞社・玉寄穂波記者に、阪神の注目選手を挙げてもらった。
▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀

阪神は2日からパ・リーグ1位のロッテを本拠地・甲子園で迎える。セ・パ首位決戦の注目は佐々木朗対阪神打線。順当にいけば4日に対戦することになる。21年から交流戦では毎年対戦しており、21年は甲子園で5回4失点(自責3)と得点を奪うことができたが、プロ初勝利を献上。昨年は勝敗は付かなかったが、右腕相手に6回無失点7奪三振と快投を許した。阪神にとっては、いまだ勝てていない投手。岡田監督も「(他の投手と比べて)頭抜けてるよ」と敵ながらも絶賛。今年こそは土を付けたいところだ。

過去の対戦を見ると、佐藤輝は21年の東京五輪期間中に開催されたエキシビションマッチでは本塁打を放っていたが、昨年の対戦では3打数無安打と完全に封じ込まれた。虎の主砲も「(21年とは)全然違う投手。直球、フォークがすごい」とお手上げ状態だった。交流戦前の時点で本塁打数はセ・リーグ2位の8本塁打をマーク。剛腕エース相手にどでかい一発を放てるか期待大だ。

12球団トップの得点力を誇る阪神打線。機動力を担っている1番の近本は通算計6打数無安打に抑えこまれており、2番の中野も計4打数1安打と苦戦した。中野は3月のWBC日本代表で共にプレーしていた仲間でもある。5月29日に行われた「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見に出席した際には、対戦したいパ・リーグの投手に佐々木朗を指名。「世界のバッター相手にも攻めた投球をしていた」と味方として見た右腕を称賛しつつ、「日本を代表する投手と対戦できたら、自分も(交流戦後の)後半に入るうえでいい自信になる。しっかり打てるようにしたい」と意気込んいた。1、2番で”かき乱す”ことができれば得点にもつながるはずだ。

ロッテとの交流戦通算成績は65戦32勝28敗5分けと勝ち越している。得点力だけではなく、鉄壁の投手陣もいる。阪神の先発ローテは桐敷、大竹、才木を予定している。

現役ドラフトでソフトバンクから阪神へ移籍した大竹は、開幕から負け無しのセ・リーグトップタイの6勝をマーク。防御率も0.40と絶好調だ。ロッテ相手には18年以来白星が付いておらず、通算8試合で1勝4敗、防御率4.33と苦い結果が残っている。だが、今年の大竹は違う。直球の質については「空振りが取れる球が去年より増えた。カウント負けのところでも、真っすぐでファウルを打たせたりっていうのが増えてきている。前はカウント悪いところで真っすぐはちょっと不安になっていたが、今年は直球で勝負できる場面もある」と胸を張った。技術面を変えたのではなく、メンタル面での成長が大きいという。「『これ大丈夫かな?』って思って投げているのか、『これで大丈夫』って思って投げているかの差」と振り返る。

大きなターニングポイントとなったのは3月5日のオリックスとのオープン戦(甲子園)。左腕は3回6安打4失点と打ち込まれた。「自分の中で、変化球だったらどうにかなるんじゃないかっていう脳みそだった。勘違いしていた部分が大きかった。そういうピッチングをして4失点取られて自分の勘違いに気づいた」と振り返る。

セ・リーグ相手には負けなしの投球を続ける左腕が、交流戦に入りパ・リーグ相手に結果を残すことができるか。1年ローテを投げきることを一つの目標にしているだけに、「一気に火がバッとついて、ポッと消えるようなピッチャーにはなりたくないんで。強火をかけ続けられるように頑張ります」と”大竹節”で今後への意気込みを語っていた。

1年のうち、一つのキーポイントとなる交流戦。大きく勝ち越すことができれば、2位との差をより広げることもでき、後半戦への勢いも大きく変わる。岡田阪神がどのような野球で勝ち進んでいくだろうか。

文・玉寄穂波(スポーツ報知)

1993年11月12日生まれ。29歳。大阪府和泉市出身。2016年に報知新聞社に入社。巨人担当、遊軍を経て2023年から阪神担当

関連ページ

直近のDAZN番組表(CS)
CSプレビュー|セ・リーグ
CSプレビュー|パ・リーグ
読売ジャイアンツドキュメンタリー

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは?
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは?

セ・リーグ

パ・リーグ

ソフトバンク
ロッテ
西武
楽天
日本ハム
オリックス