3月10日、プロ野球のオープン戦6試合が行われた。
楽天[9-3]日本ハム
DeNA[1-3]西武
ロッテ[1-1]ソフトバンク
阪神[4-5]巨人
広島[0-3]中日
オリックス[3-1]ヤクルト
東北楽天ゴールデンイーグルスが19安打9得点で大勝。楽天は2-2の2回、茂木栄五郎のタイムリーなどで3点を勝ち越すと、その後も小刻みに追加点を挙げた。投げては先発の瀧中瞭太が5回3失点と試合を作った。敗れた北海道日本ハムファイターズは、先発のバーヘイゲンが3回5失点と乱調だった。
埼玉西武ライオンズが逆転勝ち。西武は1点を追う4回、アギラーのソロ本塁打などで逆転に成功。9回には渡部健人のダメ押し弾も飛び出した。投げては先発の松本航が5回4安打1失点と好投を見せた。横浜DeNAベイスターズは2回、梶原昂希の2試合連続となる本塁打で先制。先発ローテ入りを狙う平良拳太郎が4回2失点、濱口遥大が4回無失点と好投を見せた。
千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの試合は1-1の引き分けに終わった。ロッテは先発の佐々木朗希が4回無失点5奪三振の好投。福岡ソフトバンクホークスは先発・モイネロが4回1失点の好投。1点を追う8回、牧原大成のホームスチールで同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。
読売ジャイアンツが接戦を制した。巨人は先発の高橋礼が4回2安打無失点と好投。打線は大城卓三の先制打やルーキー・泉口友汰の2安打などで5点を奪った。敗れた阪神タイガースは3年目の前川右京が2安打と開幕一軍へ猛アピールに成功した。
中日ドラゴンズが快勝。中日は初回、ディカーソンのタイムリーで先制すると、5回にはディカーソンに1号ソロが飛び出した。先発の大野雄大は4回1安打無失点の快投で、復活へ向けて順調な仕上がりを見せた。敗れた広島東洋カープは先発のハッチが3回1失点とまずまずの投球を見せたが、打線が3安打無得点と振るわなかった。
オリックス・バファローズが快勝。オリックスは頓宮裕真のタイムリーなどで3回までに3点をリード。投げては先発のエスピノーザが4回1失点と好投した。敗れた東京ヤクルトスワローズは先発のヤフーレが3回3失点と試合を作れず。打線も相手を上回る6安打を放ちながら1点止まりだった。
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