5月28日からセ・パ交流戦が始まる。そのセ・パ交流戦でDAZNは「セパ無双 最高を決める20日間」と銘打ち球団それぞれ「最高」の選手たちを複数名ピックアップした。
ヤクルトからは石山泰稚と村上宗隆が選ばれている。
ヤクルトは開幕直後に守護神の田口麗斗が離脱。さらにセットアッパーの清水昇も不振で5月6日に登録を抹消されるなど、序盤から勝ちパターンに大きな穴が空いた。そのなかで守護神を託されたのが石山だ。
ここまで石山は13試合の登板で1勝0敗4セーブ、7ホールド、防御率0.71と安定。4月7日の登板からは10試合連続無失点と苦しい中継ぎ陣を支えている。マウンド上で感情を表す投手も多い中で、石山はポーカーフェイス。「最高にクール」な表情で淡々とアウトを積み重ねてきた。
セ・パ交流戦でも同様の投球を見せ、自身が日本生命賞に輝いた2018年のようにチームを上位に導くことに期待がかかる。
令和の三冠王、村上の今シーズン第1号ホームランは、自身最も遅い54打席目だった。しかしそこからはホームランを量産し、「最高のアーチスト」らしく5月23日終了時点でリーグトップの11本塁打。また四球もリーグトップの39個とボールも見えている。
村上は2022年のセ・パ交流戦で打率.351(57打数20安打)、6本塁打、13打点と獅子奮迅の活躍でチームを優勝に導き、自身はMVPを受賞しているのも心強い。
ヤクルトが上位浮上のきっかけを掴むためにもセ・パ交流戦で表彰の実績がある石山と村上の活躍は必要不可欠だ。
※数字は2024年5月23日終了時点
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