5月28日からセ・パ交流戦が始まる。そのセ・パ交流戦でDAZNは「セパ無双 最高を決める20日間」と銘打ち球団それぞれ「最高」の選手たちを複数名ピックアップした。阪神は村上頌樹と森下翔太が選ばれている。
村上は大卒2年目の昨シーズン22試合（21先発）で10勝6敗、防御率1.75と圧巻の数字を残し、最優秀防御率のタイトルとともに新人王、そしてMVPも受賞。まさに彗星の如く登場し、クライマックスシリーズと日本シリーズそれぞれで初戦を任されるほどの信頼を得た。これぞまさしく「最高のシンデレラ・ストーリー」だ。
今年もカード頭となる火曜日の先発を託されここまで8試合に登板。2勝4敗と負け越しているものの防御率は2.02。またQSも6試合で達成しており、打ち込まれ続けているわけではない。セ・パ交流戦でも安定した投球を見せてくれることに期待がかかる。
大卒2年目になる森下はここまで45試合の出場で打率こそ2割3分9厘と低迷してるものの5本塁打、20打点はともにチーム2位。チームトップの33試合で3番に起用されている。昨年の日本シリーズでは新人記録となる7打点をマークするなど勝負強さは折り紙付き。今年も”ここぞ”で見せる「最高の勝負強さ」は健在だ。
昨年のセ・パ交流戦時期は一軍に完全に定着しておらず、5試合の出場で打率.200（15打数3安打）、0本塁打、0打点と結果を残すことができなかった。今年は進化した姿を見せたいところ。
阪神は開幕直後こそ低迷していたが、すでに首位に立っている。セ・パ交流戦で勢いを加速させ、球団史上初となる連覇へはずみをつけることができるだろうか。
※数字は2024年5月25日終了時点
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