9月17日、埼玉西武ライオンズ増田達至投手が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
増田は2012年ドラフト1位で指名を受けNTT西日本から西武へと入団した右腕。主に中継ぎとして起用され2015年には最優秀中継ぎ投手、2020年には最多セーブのタイトルを獲得した。
●増田達至コメント
ここ数年、思うように投げられない自分がいました。そんな時でも観客席から送られる熱い青炎に感謝を感じるとともに、もっとチームに貢献したい、皆さまと喜びを分かち合いたいと、僕の胸の闘志を掻き立てられました。クローザーとしてチームを勝利へ導く9回のマウンドに上り、その役割を果たしたときのファンの皆さまの歓声は一生忘れることはありません。
もっと長くファンの皆さまと夢の続きが見たかったのですが、何より最後まで“ライオン”(登場曲)に込められた歌詞を胸に、ライオンズ一筋でプレーできたことは幸せでした。最後までたくさんのご声援本当にありがとうございました。
●渡辺久信GM兼監督代行コメント
セットアッパーとクローザーという一番重圧のかかるポジションで投げていたにも関わらず、とても安定したピッチングを見せてくれました。増田はとにかく体が丈夫でけがをしないので、計算できるリリーバーでしたね。
FA権を取得しても残留してくれて、最後までライオンズ愛を貫いてくれた選手のひとりですし、すごくチームに貢献してくれました。
<通算成績>
増田達至
559試合(570回)31勝40敗194セーブ、109ホールド、防御率3.03
※2024年9月16日終了時点
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