7月11日に各地でセ・リーグ2試合が行われた。
5位の広島東洋カープは4位の中日ドラゴンズと対戦。広島は23安打19得点の猛攻で終始中日を圧倒し、大勝を収めた。
ほっともっとフィールド神戸で行われた首位・読売ジャイアンツ対2位・東京ヤクルトスワローズの首位攻防戦は、ヤクルトが快勝し、0.5ゲーム差に迫った。
横浜DeNAベイスターズが終盤の逆転劇で阪神タイガースに劇的勝利。カードの戦績を1勝1敗とした。
中日vs広島
広島はピレラ、中日は平田良介と、両チームとも初回にホームランが飛び出し、1対1の同点で迎えた3回。広島は坂倉将吾のタイムリーで勝ち越すと、この回11安打を集めて9得点。
中盤は両チームとも追加点が入らなかったが、終盤に再び広島打線に火が付く。7回に3点を追加すると、8回にも打者一巡の猛攻で6得点。広島はこの試合、23安打を放ち19得点。7番捕手で先発出場した坂倉は4本のタイムリーを放ち、5打点の大暴れを見せた。
中日は今シーズン初先発の勝野昌慶が3回途中、被安打8、与四球3の6失点でKO。あとを受けた中継ぎ陣も広島打線を抑えることができず、大敗を喫してしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 中日 2-1 広島 | 大野 大瀬良 | 勝:R.マルティネス 敗:フランスア |
7/11(土) | 中日 4‐19 ヤクルト | 勝野 床田 | 勝:床田 敗:勝野 |
7/12(日) | 中日 ヤクルト | 遠藤 梅津 | ─ |
巨人vsヤクルト
セ・リーグ1位の巨人対、2位のヤクルトの首位攻防戦は、巨人主催でほっともっとフィールド神戸で行われた。
青木宣親の3号弾で先制したヤクルトは、逆転されて迎えた2回に嶋基宏の内野ゴロで同点とする。4回に雄平の犠飛で勝ち越しに成功すると、6回以降は毎回得点を挙げて巨人を突き放し、ゲーム差を0.5とした。先発の小川泰弘は6回2失点で自身3連勝。
巨人は9回、途中出場の吉川尚輝の2号2ランで追い上げたが及ばず、3度の雨天中止を挟みながら3連敗となってしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 巨人 中止 ヤクルト | 戸郷 石川 | ─ |
7/11(土) | 巨人 4-9 ヤクルト | サンチェス 小川 | 勝:小川 敗:サンチェス |
7/12(日) | 巨人 ヤクルト | 桜井 高梨 | ─ |
阪神vsDeNA
序盤は阪神ペースの試合だった。2回にボーアの4号2ランで先制すると、先発の西勇輝が7回途中無失点の好投を披露し、終盤は逃げ切り体制に。
しかしDeNAは8回に1点を返し、1点差で迎えた9回、一死一塁から代打・桑原将志のセンター前ヒットを植田海が後逸。一塁走者の梶谷隆幸が快速を飛ばし、長躯ホームイン。その直後、ソトが5号2ランを放ち逆転に成功。その裏を山崎康晃が抑え、DeNAが逆転勝利。
阪神は西が好投したが、最終回に藤川球児が不運な形で逆転を許してしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 阪神 3-2 DeNA | 青柳 大貫 | 勝:青柳 敗:大貫 |
7/11(土) | 阪神 2-4 DeNA | 西勇 今永 | 勝:石田/セ:山崎 敗:藤川 |
7/12(日) | 阪神 DeNA | 岩貞 平良 | ─ |
セ・リーグ順位表
7月11日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 17 | 10 | 6 | 1 | .625 | ─ |
2 | ヤクルト | 18 | 10 | 7 | 1 | .588 | 0.5 |
3 | DeNA | 19 | 11 | 8 | 0 | .579 | 0 |
4 | 広島 | 17 | 7 | 9 | 1 | .438 | 2.5 |
5 | 中日 | 20 | 8 | 11 | 1 | .421 | 0.5 |
6 | 阪神 | 17 | 6 | 11 | 0 | .353 | 1 |
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