バルセロナのエドゥアルド・ロメウ財政副会長はボルシア・ドルトムントFWアーリング・ハーランド獲得が「とても難しい」ことを認めた。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
今夏の移籍市場でハーランド獲得を狙っているとされるバルセロナ。しかしながらロメウ副会長は、自クラブの財政状況では、獲得費用を賄うことが困難との見解を示した。
「バルサに不可能はない。が、いずれにしても、とても難しいことだ。彼は最も求められている4〜5選手のの中の一人で、4〜5クラブが争奪戦で優位に立っている。財政状況が健全か、私たちとは異なる財政規律の中にいるためにね。どんな理由であれ大金を使うことが許される恵まれた連中がいるんだよ」
「それは私が担当していることではないが、しかし現在話されている数字は私たちには手が届かない額だ」
バルセロナ以外にハーランド獲得を狙っているクラブとしては、レアル・マドリードとマンチェスター・シティの名が挙げられている。ロメウ副会長が話した「財政状況が健全」なクラブはレアル・マドリードで、「異なる財政規律の中にいる」「恵まれた連中」はマンチェスター・シティだろうか。
ロメウ副会長はまた、ラ・リーガのサラリーキャップで、バルセロナの使用限度額がマイナス1億4400万ユーロという尋常ではない額になったことにも触れている。
「別に何かが変わるわけではない。ラ・リーガは昨季と今季の損失額を反映させただけだ」
なおバルセロナはCVCとの合意やバルサ・ストゥディオスの売却により、8億ユーロ近くの資金調達を行うことが予定されている。
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