2019-20シーズンのセリエAが10月まで続く可能性がある。そう示唆したのは『Rai』のインタビューに応じたイタリアサッカー連盟のガブリエレ・グラヴィナ会長だ。
「カンピオナートを9月か10月まで? それは仮説です。現時点では5月17日に再開する可能性もありますが、それも仮説にすぎないことを明確にしておきます。19-20シーズンだけでなく、20-21シーズンを妥協しないためにも、シーズンを終えることが最善策です」
来季終了後にUEFA EURO 2021が控えているため、8月以降に及ぶ今シーズンの順延に難色を示していたグラヴィナ会長だが、新型コロナウイルスの影響で日々変化する情勢に合わせ、自身の考え方を柔軟に変化させているようだ。
どこかのタイミングでリーグ戦の再開に至り、仮に10月まで今シーズンが継続となった場合は、6月末が一つの区切りになっている選手との契約、通常は8月末がデッドラインに設定されている移籍市場などの問題も複雑に絡んでくる。
コロナの陽性反応が出ていたフィオレンティーナの3選手(パトリック・クトローネ、ヘルマン・ペッセッラ、ドゥサン・ブラホビッチ)が快復に至るなど朗報も届いているが、依然として深刻な危機に瀕するイタリア。はたしてカルチョの未来は——。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。